出版社内容情報
〈日経新聞で話題の連載「言葉のちから」待望の書籍化〉
古今東西の名著の中には、生きるための知恵、働くうえでのヒントが詰まっている。
NHK「100分de名著」でお馴染みの批評家による、自分の本当のおもいを見つけるための言葉。
内容説明
名著には生きるため仕事をするための知恵がつまっている。日経新聞で話題の連載「言葉のちから」書籍化!NHK「100分de名著」でお馴染みの批評家による自分の本当のおもいを見つけるための27章。
目次
言葉の重みを感じとる…神谷美恵子『生きがいについて』
事実と真実を感じわける…遠藤周作『イエスの生涯』『深い河』
沈黙の世界、沈黙のちから…武者小路実篤「沈黙の世界」
世界と向き合うための三つのおきて…柳宗悦「茶道を想う」とノヴァーリス「花粉」
叡知を宿した人々…ユングとメーテルリンク
語られざるおもい…司馬遼太郎と太宰治
美とは己れに出会う扉である…岡本太郎のピカソ論
書くとは時に止まれと呼びかけることである…夏目漱石と鷲巣繁男
心だけでなく、情を生きる…ピカート『沈黙の世界』
人生のモチーフ…小林秀雄『近代絵画』
書くとはおもいを手放すことである…高村光太郎と内村鑑三
人生はその人の前にだけ開かれた一すじの道である…アラン『幸福論』
経験とは自己に出会い直すことである…ヴェーユ『重力と恩寵』
ほんとうの私であるための根本原理…志村ふくみ『一色一生』
思考の力から思索のちからへ…ショーペンハウアーの読書論
観るとは観えつつあることである…今西錦司の自然観
本質を問う生き方…辰巳芳子さんとの対話と『二宮翁夜話』
ことばは発せられた場所に届く…河合隼雄と貝塚茂樹
賢者のあやまり…湯川秀樹『天才の世界』
三つの「しるし」を感じとる…吉田兼好『徒然草』〔ほか〕
著者等紹介
若松英輔[ワカマツエイスケ]
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第十四回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第二回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第三十三回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第十六回角川財団学芸賞、2019年に第十六回蓮如賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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