自分の人生に出会うために必要ないくつかのこと

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自分の人生に出会うために必要ないくつかのこと

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  • サイズ 46判/ページ数 196p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750518329
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

〈日経新聞で話題の連載「言葉のちから」待望の書籍化〉



古今東西の名著の中には、生きるための知恵、働くうえでのヒントが詰まっている。

NHK「100分de名著」でお馴染みの批評家による、自分の本当のおもいを見つけるための言葉。

内容説明

名著には生きるため仕事をするための知恵がつまっている。日経新聞で話題の連載「言葉のちから」書籍化!NHK「100分de名著」でお馴染みの批評家による自分の本当のおもいを見つけるための27章。

目次

言葉の重みを感じとる…神谷美恵子『生きがいについて』
事実と真実を感じわける…遠藤周作『イエスの生涯』『深い河』
沈黙の世界、沈黙のちから…武者小路実篤「沈黙の世界」
世界と向き合うための三つのおきて…柳宗悦「茶道を想う」とノヴァーリス「花粉」
叡知を宿した人々…ユングとメーテルリンク
語られざるおもい…司馬遼太郎と太宰治
美とは己れに出会う扉である…岡本太郎のピカソ論
書くとは時に止まれと呼びかけることである…夏目漱石と鷲巣繁男
心だけでなく、情を生きる…ピカート『沈黙の世界』
人生のモチーフ…小林秀雄『近代絵画』
書くとはおもいを手放すことである…高村光太郎と内村鑑三
人生はその人の前にだけ開かれた一すじの道である…アラン『幸福論』
経験とは自己に出会い直すことである…ヴェーユ『重力と恩寵』
ほんとうの私であるための根本原理…志村ふくみ『一色一生』
思考の力から思索のちからへ…ショーペンハウアーの読書論
観るとは観えつつあることである…今西錦司の自然観
本質を問う生き方…辰巳芳子さんとの対話と『二宮翁夜話』
ことばは発せられた場所に届く…河合隼雄と貝塚茂樹
賢者のあやまり…湯川秀樹『天才の世界』
三つの「しるし」を感じとる…吉田兼好『徒然草』〔ほか〕

著者等紹介

若松英輔[ワカマツエイスケ]
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第十四回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第二回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第三十三回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第十六回角川財団学芸賞、2019年に第十六回蓮如賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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はっせー

63
優しいけど心に残る話が読みたい人におすすめの本になっている!定期的に読みたく若松さんの本。今回は最新作を読むことに。日本経済新聞で1年にわたり連載していたコラムをまとめたものが本書になっている。どの話にも1つだけ本を引用して話が展開されている。そのなかで印象的だったものは武者小路実篤の沈黙の世界という話であった。現実の世界を言葉の世界。画の世界を沈黙の世界と定義した。そして沈黙の世界は嘘がない世界と言った。うんうん。なんだが『線は僕を描く』で表現された世界にもにていると感じた!2024/05/15

ネギっ子gen

52
【自己の可能性は自己の人生に潜み、私たちに見出されるのを待っている。自分と深くつながり、己れに託された固有の意味を己れの中に見出そう】神谷美恵子、遠藤周作、今西錦司など古今東西の名著を軸に、生きるための知恵を語った書。巻末にブックリスト。【大きい活字本!】<書かれたものが読まれることによっていのちを帯びるのだとしたら、読む側の主体性は大変重要な条件になります。つまり、読む人が直面している問題、あるいは永年向き合っている問いなどにしたがって読みすすめていく。そこに大きな可能性が開かれるように思われる>と。⇒2024/07/06

アオイトリ

22
西淑さんの挿絵に惹かれて) 日経新聞連載の「言葉のちから」から27篇。若松先生の語りが胸にぽっと灯る感じがします。今回良かったのは沈黙のちから。言葉には辞書的な意味である字義だけでなく、秘められた意味である秘義がある。ひとは時と場合を選びながら絶妙に使い分けている。字義は勉強でき、辞書で調べることができる。だが秘義は違う。多くの場合、言葉たり得ないことが意味として宿っている。苦しみにも秘義がある。だがひとはそれをなんであるのかはいえないことが多い。コミュニケーションの難しさをしみじみ思います。2024/11/19

さくら咲く

19
哀しい物語でした。嫌いではありませんでした。 2024/12/15

ebi kan

6
昔から思い悩みながらも生きている人たちがいた。その人たちの言葉はいくつもの時を経ても今を生きる多くの人たちの胸に届く。ずっと言葉共に生きてきた。色んな言葉に励まされたり時には悲しみに泣くこともあった。そういう言葉たちがあったからこそ今の自分が形作られているのだと感じた。言葉では語ることが難しいと思っても、必死になって伝えようとした言葉には人を動かす力があると強く思う。2024/06/20

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