亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ<br> ラストコールの殺人鬼

個数:

亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ
ラストコールの殺人鬼

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月02日 00時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750518251
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

〈 2022年・エドガー賞受賞 〉



──ニューヨーク、1990年代、深夜のゲイバー。



バラバラ死体となって相次ぎ発見された男性4人。

家族や友人たちから愛された彼らは、どんな人生を送り、殺人鬼といつどこで出会い、そしてなぜ殺されなければならなかったのか。

残忍な犯行への怒りと、声なき被害者たちへの共感を込めて書かれた傑作ノンフィクション。



---------



ニューヨークのゲイ男性を次々餌食にした殺人鬼。

被害者は閉店間際のピアノバーから誘い出されて殺害されていたため、犯人は「ラストコール・キラー」と呼ばれた。



著者は被害者の家族や知人、バー店員、捜査官などに徹底的に取材し、犯人および被害者たちの人物像、凶行の詳細、そしてエイズが猛威を振るった当時、ゲイの人々に向けられた差別の実態を炙り出していく。



---------



デビッド・グラン(映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』原作者)

「この驚くべき力強いノンフィクションで、著者は単なる犯罪実録を超えて、あまりにも長いこと忘れ去られてきた人々の人生に光を当て、アメリカ史の重要な部分を救いだした」

内容説明

ニューヨーク、1990年代。バラバラ死体となって相次ぎ発見された男性4人。家族や友人たちから愛された彼らは、どんな人生を送り、いつどこで殺人鬼と出会い、そしてなぜ殺されなければならなかったのか。残忍な犯行への怒りと、声なき被害者たちへの共感を込めて書かれた傑作ノンフィクション。2022年エドガー賞受賞。

目次

第1章 身元不明
第2章 銀行家
第3章 良い人物
第4章 リック
第5章 エディー・マレーロのトライアウト
第6章 ぶん殴られていいはずがない
第7章 また会おう
第8章 ラストコールの殺人鬼
第9章 看護師
第10章 ゴールドダスト
第11章 森の外れ
第12章 疑う余地のない証拠
第13章 やつを連れ出せ

著者等紹介

グリーン,イーロン[グリーン,イーロン] [Green,Elon]
「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」「アトランティック」「ニューヨーカー」に寄稿するジャーナリスト。サラ・ワインマンの実録犯罪アンソロジー「Unspeakable Acts」にも登場している。初の著書となる本書で、エドガー賞最優秀ファクト・クライム賞を受賞

村井理子[ムライリコ]
翻訳家・エッセイスト。静岡県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

177
2022年・エドガー賞受賞作ということで読みました。ゲイの連続バラバラ殺人事件のノンフィクション、スリリングで面白いですが、動機や経緯について犯人が黙秘して解明されていないので、モヤモヤ感が残ります。6人以上殺しておきながら、終身刑でのうのうと税金で生活していると思うと腹が立ちます。日本なら絶対死刑ですが・・・ https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=11462024/02/09

星落秋風五丈原

21
いやあ、読んでいて胸が悪くなりましたよ。2024/02/29

さなこ

18
連続殺人事件を追いながら、エイズがまん延しゲイへの憎悪が高まった時代に焦点をあてており、非常に読み応えがありました。偏見ゆえに警察の捜査もおざなりだったことには非常に驚きました。この事件内で明らかになった被害者の他にも被害にあった人がいるであろうこと、動機も一切明らかにならない、語らない犯人にはモヤモヤが残りますが、時代を通り過ぎたピアノバーに焦点をあてたラストにら胸に来るものがあります。2024/03/10

sosking

17
ノンフィクションだから仕方が無いが、読んでいて人の名前が数多く出てくるのと、結構突然出て来るので、理解が追いつかない部分があった。アメリカって人権とか進んでいるかと思いきや結構、差別が激しいとも感じた。ん~~、同性愛者ってそんなにたくさんいるの? あんまり意識した事が無いので、よく分からない世界だなぁ。犯人の動機が分かっていない事も怖いよ。2024/04/07

wasabi

17
アメリカはLGBTQの先進国だろうと思っていて、ようするに性の多様性の理解にいまだお粗末な私です。そうなんだ、彼の国では30年ほど前にクイア(性的マイノリティを包括的に指すこの言葉も初めて知った)を標的に、かくも恐ろしいバラバラ事件が続いていたのか。いや、事件そのものより、当時は警察や裁判所でさえクイアに対して著しい偏見を有していたとは。指紋採取の解説についてはまったく理解が及ばずながら、その技術的進歩の甲斐あって事件が解決してよかった。カミングアウトできる社会の大切さを改めて思う。でも読みにくかったぁ。2024/04/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21692449
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品