亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ<br> 意識をゆさぶる植物―アヘン・カフェイン・メスカリンの可能性

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亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ
意識をゆさぶる植物―アヘン・カフェイン・メスカリンの可能性

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750517933
  • NDC分類 499.15
  • Cコード C0095

出版社内容情報

〈植物由来の世界3大薬物〉

 ■アヘン(鎮静系)──ケシの実

 ■カフェイン(覚醒系)──コーヒーノキ、茶

 ■ メスカリン(幻覚系)──ペヨーテ(サボテン)



精神活性物質を含む植物「ケシ」「コーヒーノキ」「ペヨーテ」が私たちの意識にもたらす“変容”をみずから体験し、その効果と意義をスリリングに解き明かした第一級のノンフィクション!



〈人間を虜する植物たちの生存戦略の「賜物」──それらは毒か、恵みか?〉



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人間が欲望する「向精神性物質」に磨きをかけ、人間との共依存関係の上に種の繁栄を遂げた植物たち。

“そこにある自然”に先人たちが発見した可能性とは何か?

「戦争」「産業革命」「先住民の駆逐」が紡いだ植物の物語とは?



人類学、生化学、植物学ほか、多岐にわたる知見を横断して論じた「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラーの注目作!

内容説明

精神活性物質を含む植物「ケシ」「コーヒーノキ」「ペヨーテ」が私たちの意識にもたらす“変容”をみずから体験し、その効果と意義をスリリングに解き明かした第一級のノンフィクション。人類学、生化学、植物学ほか、多岐にわたる知見を横断して論じた注目作。

目次

序章
アヘン
カフェイン
メスカリン

著者等紹介

ポーラン,マイケル[ポーラン,マイケル] [Pollan,Michael]
作家、ジャーナリスト、活動家。ハーヴァード大学英語学部でライティング、カリフォルニア大学バークレー校大学院でジャーナリズムを教える。人類学、哲学、文化論、医学、自然誌など多角的な視点を取り入れ、みずからの体験を盛り込みながら植物、食、自然について重層的に論じる。2010年、「タイム」誌の「世界で最も影響力を持つ100人」に選出。受賞歴多数

宮〓真紀[ミヤザキマキ]
英米文学・スペイン語文学翻訳家。東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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SHADE

18
【NATIONAL GEOGRAPHIC】 チャンネルを観ているかのような内容だった。脱線に継ぐ脱線。最後に核心が無く、何だったんだ?という感じ。頑張ったら三分の一に出来たろうと思う。(笑)アヘンを栽培してみたり、カフェイン断ちや、幻覚剤であるメスカリンを実際に使用してみた筆者の体験談は面白かった。僕は毎日タンブラーにコーヒーを淹れて出社する。トランキライザー。時々、淹れたのに、バッグに積めてくるのを忘れたりする。「あっ、いま調子が良いんだなあ…。」と思うようにしている。 2023/06/18

taku

11
自分で体験しつつ、政治や歴史、人物のエピソードを混ぜた描写と、薬物の有効性と有毒性の語りが興味を引く。もっと質的データを用いながら分析したり、神経科学や脳科学から薬理作用と依存について解説するのかと思っていた。人間と精神作用物質の関係は切っても切れないものであり、巧妙で偉大な植物と人間の関係を探っている。合法と違法について考えるアヘン。ホグシャー夫妻の逮捕は、疑わしければ罰せよの当局が怖い。俺はコーヒーや茶に操られてはいない。カフェインはともだちこわくないよ。カフェインがどう思ってるかは知らん。2024/08/14

サッカリン

3
メスカリンについてはほとんど前情報を知らなかったが、この章が一番面白かった。メスカリンを生成するサボテン(ペヨーテ)とそれを儀式に使う人々を通して、人間と周囲の世界とのつながりを考えさせる。 本を通して、違法な物質とそうでないものの違いは時代や地域によって移り変わる物なのだなと気付かされた。2023/11/26

縁川央

2
想像していた内容とは違ったけど、著者が自分で試しているのが面白い。植物に法が適用されるのか? 現代人はカフェインに支配されていないか? と人間社会との関わりに切り込んでいく問いが心をゆさぶる。カフェイン断ちなんて私にはできない。2024/06/01

古民家でスローライフ

2
アメリカの作家・ジャーナリストであるマイケル・ポーランによる植物を由来とする薬物であるアヘン・カフェイン・メスカリンについて、その発見の過程から、人類が使用することによる文化的な意味や、医学的な可能性まで、幅広い領域について著者の体験談を交えて語った本。ほとんどの国では、カフェイン以外の薬物については、違法なものであり、容易に使用することはできないが、文化的に重要な役割を持ったものであったり、使い方によっては、病気の治療に効果を持つ可能性があり、必ずしも、人に害をもたらすだけのものではなことがわかる。2024/01/08

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