市川房枝、そこから続く「長い列」―参政権からジェンダー平等まで

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市川房枝、そこから続く「長い列」―参政権からジェンダー平等まで

  • 野村 浩子【著】
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  • 亜紀書房(2023/04発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750517896
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「私は憤慨しとるんですよ」



ジェンダー平等後進国といわれる日本で、100年前から女性の地位向上を訴えていた人がいた。

戦前は男性にしかなかった「女性の参政権」を求め、戦後は無所属の参議院議員として人びとに慕われた。



国際社会の外圧を使い、データを揃え、仲間を募り、社会に波を作る──市川房枝の方法論はいまも褪せない。

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戦前は平塚らいてうと組んで、女性の参政権を獲得する運動をはじめ、戦後は、参議院員として、女性差別撤廃条約批准を推進させ、男女雇用機会均等法の成立を後押しした。

戦前の米国行き、ILO(国際労働機関)事務所勤務、独立して婦選活動、終戦後の公職追放、60歳で参議院初当選、87歳で全国区トップ当選──。



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いまよりさらに男尊女卑、性別役割分業意識が強い時代にあって、どのように社会を動かそうとしたのか?

そして今、彼女の願った男女平等は、本当に達成されているのか……。



〈働く女性のトップランナーとして、市川房枝87年の生涯をたどる〉

内容説明

一〇〇年前から、市川房枝は女性の地位向上を訴えた。いまよりさらに男尊女卑、性別役割分業意識が強い時代にあって、どのように社会を動かそうとしたのか?そして今、彼女の願った男女平等は、達成されているのか。戦前は平塚らいてうと組んで、女性の参政権を獲得する運動をはじめ、戦後は、参議院議員として、女性差別撤廃条約批准を推進させ、男女雇用機会均等法の成立を後押しした。戦前の米国行き、ILO事務所勤務、独立して婦選活動、終戦後の公職追放、六〇歳直前で参議院初当選、八七歳で全国区トップ当選―働く女性のトップランナーとしての市川房枝八七年の生涯をたどる。

目次

国際連合と日本女性をつなぐ
「農家の娘」が一四歳で米国留学を目指す
平塚らいてうと女性の参政権をめざす協会設立
アメリカへ渡る
ILO職員として女性の労働現場を歩く
戦前の「婦選」活動
戦争を生きぬく
公職追放と参政権獲得と
無所属の参議院議員として
「政治と金」に抗して
市川房枝のジェンダー政策
ジェンダー平等に向けての「長い列」

著者等紹介

野村浩子[ノムラヒロコ]
ジャーナリスト。1962年生まれ。84年お茶の水女子大学文教育学部卒業。日経ホーム出版社(現日経BP)発行の『日経WOMAN』編集長、日本初の女性リーダー向け雑誌『日経EW』編集長、日本経済新聞社・編集委員、淑徳大学教授などを経て、2020年4月東京家政学院大学特別招聘教授。財務省・財政制度等審議会など政府自治体の各種委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Jessica

5
冷静に、データを集め、感情に流されず問題に向き合う。 戦前は平塚らいてうと、戦後は参議院議員として、自らの命をかけて女性の参政権を勝ち取った本作の主人公が憂いた未来がそのままになっているようで残念でなりません。その後に続く女性たちの紹介である最終章に続くまで大変勉強になった本作でした。 2023/10/18

Yoshiko

4
市川房江について、知っているようで知らなかったことをたくさん学んだ。市川がくぐりぬけてきた数かずの論争の大部分は、亡くなって40年以上たっても構図がほとんど変わらないことにも驚く。市川の戦争協力責任や平塚らいてうとの軋轢などついては、それらのテーマを深掘りして批判的に追いかけるのではなく、全体の流れに位置付けて温かく描いている。 やや違和感があったのは、本書が末尾で取り上げたのがたかまつななだったことである。彼女には相当危うい言動もあり、市川房江の流れを汲むと認定するのにふさわしいか疑問が残った。2023/06/07

takao

2
ふむ2024/01/12

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