シリーズ:ブックスならんですわる<br> 郊外のフェアリーテール―キャサリン・マンスフィールド短篇集

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シリーズ:ブックスならんですわる
郊外のフェアリーテール―キャサリン・マンスフィールド短篇集

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  • サイズ B6判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750517353
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

薔薇、お茶、リボン、焼き菓子……。

完璧な幸福の中にひそむ死、誘拐、心変わりや別離。

――外から来た少女は、世界の裂け目を覗き込む。





ニュージーランドに生まれたマンスフィールドは、ヨーロッパに暮らす人々の優雅な幸福を活写する。同時に日常の翳に見え隠れする、死、階級差、裏切り、別離なども、彼女の眼は射抜いていく。

小さなお菓子のような短篇には、毒や皮肉も混ざっていて、人間社会の普遍を描く。



ヴァージニア・ウルフのよきライバルで、短篇の革新者。

マンスフィールドの比類なきコレクション。

内容説明

薔薇、お茶、リボン、焼き菓子…幸福の中にひそむ死、誘拐、心変わりや別離。外から来た少女は、世界の裂け目を覗き込む。ニュージーランド生まれ。ヴァージニア・ウルフのよきライヴァル。短篇の革新者の小世界。

著者等紹介

マンスフィールド,キャサリン[マンスフィールド,キャサリン] [Mansfield,Katherine]
1888‐1923年。ニュージーランドに生まれる。裕福な家に生まれ、15歳のときにロンドンのクイーンズ・カレッジに留学。一度、ニュージーランドに戻るが、19歳でふたたび渡英。2番目の夫である文芸評論家J・M・マリと出会ったころから作品を発表しはじめ、短篇集The Garden Partyは高く評価された。1910年に肺結核を発症するが、34歳で亡くなるまで少なくない数の短篇を発表した

西崎憲[ニシザキケン]
1955年生まれ。翻訳家、作家。電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

帽子を編みます

63
どうしてこの作家を知らなかったのでしょう、いや「ガーデンパーティー」はアンソロジーで何回か読んで上手いと思っていました。でもこのキラキラした水面の照り返しのような文章、繊細な感情。本当に好きになりました。「少女」、この少女は傲岸不遜で愛される要素なんて何もないのですが、でも自分も不機嫌なティーンエイジャーだったなら、彼女の鎧が、その中にある傷ついた心がわかるはずです。世界の中心に自分があると信じ、でも世界にはこれっぽっちも相手にされていないと不安になったあの頃。夭逝した作家が残した作品に出会えた幸せ。2022/09/06

uniemo

17
何作かは以前読んだ短編集に入っていたと思いますが、やはり好きな作家さんだと思いました。最初の入り方からすぐに小説の世界になじめるような出だしが好きです。「船の旅」が一番良かったです。2022/05/26

スイ

16
ここに収められている作品のようなものが一編でも書けたら人生を使い果たしても悔いはないんじゃないか、と思うくらい完璧な小説たちだった。 胸の奥にズシンと来ている。 言葉の美しさも見事。 「ガーデンパーティ」が一番心に残ったと書こうと思ったのだけど、それを言うならあっちも、いやこっちも、となってやっぱり全部良かったというしかないのだった。 編訳者解説も丁寧で良い。2023/06/26

くさてる

15
有名作も含まれているけれど、やはりさすがの読み心地としか言いようがないマンスフィールド。衝撃的な事件というよりは、人々の生活でふっと起きるなにかを切り取って差し出されるような、そこに至るまでの人物の心の動きが読んでいるこちらにしみいるような小説だと思う。「ガーデンパーティ」は別格として、「幸福」がいちばん好きです。2022/05/15

星落秋風五丈原

14
他の短編集に書かれていたものも含まれている。2022/05/13

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