出版社内容情報
頂と底。善と悪。生と死。
彼の波瀾万丈の人生は、「柔術」そのものの物語を見るかのようだ。
――中井祐樹 推薦!
コナー・マクレガー(元UFC2階級同時王者)絶賛!
《アルティメット大会に震え、VTJとPRIDEに熱狂し、あの日の「ヒクソン」を畏怖したすべての人に贈る》
父エリオや兄ホリオンとの確執、闘いなき「競技」へのまなざし、離婚と再婚、日本での特別な時間、早世した息子ホクソンへの想い――。
13歳で学校をドロップアウトし、ストリート団に身を投じた若き柔術家は、亡き兄ホーウスに代わり一族最強を継ぐと、バーリトゥードの道を選んだ。
ヨガの呼吸法を体得し、全能のファイターとなった男はリングを降りたが、家族への想いを胸に、いまなお世界中で柔術の発展に寄与しつづけている。
ニューヨークタイムズ、ウォールストリートジャーナル、USAトゥデイでベストセラーとなった話題の書
これから先、数百年後も数千年後も永遠に格闘技史に名前が刻まれる究極のファイターである。
──作家・増田俊也(「解説」より)
内容説明
生ける伝説、信念と葛藤の肉声!ブラジリアン柔術百年、グレイシー三代の歴史を体現した男が明かす真実。
目次
1 グレイシー一族
2 グレイシー一家に育つ
3 捕食者と獲物
4 不動の心
5 切磋琢磨
6 渡米
7 日出ずる国
8 パラダイムシフト
9 荒廃
10 再生
著者等紹介
グレイシー,ヒクソン[グレイシー,ヒクソン] [Gracie,Rickson]
1958年、ブラジル・リオデジャネイロに生まれる。日本の柔道(柔術)を独自の「グレイシー柔術」に昇華させた父エリオの三男として幼少より薫陶を受ける。6歳で柔術の大会に出場し、若くして黒帯に。道場で指導を行う傍ら柔術やバーリトゥードなどの大会で活躍し、一線を退くまで400戦無敗と謳われた。94年、95年にバーリトゥードジャパン・オープン連覇。97年には「世紀の一戦」と喧伝されたPRIDE.1でプロレスラー高田延彦を、2000年にはコロシアム2000で船木誠勝を下す。弟ホイス(元UFC王者)ら一族の柔術家とともに世界の総合格闘技界を代表するアイコンとなり、その勢力図を塗り替えた
マグワイア,ピーター[マグワイア,ピーター] [Maguire,Peter]
1964年生まれ。ジャーナリスト、戦争犯罪調査員として6冊の著書を持つ。コロンビア大学、バード大学、ノースカロライナ大学で戦時国際法、戦争理論の教鞭を執る。ジーンクドー黒帯、グレイシー柔術緑帯
棚橋志行[タナハシシコウ]
1960年三重県生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。出版社勤務を経て英米語翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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