ラジオ報道の現場から声を上げる、声を届ける

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ラジオ報道の現場から声を上げる、声を届ける

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750517155
  • NDC分類 699.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「面白おかしくしたいから聞いているんだろ」

「いや、何が問題かと思っているかを聞きたいから、聞いているんです」





2021年2月4日。

女性蔑視発言に関する謝罪会見で森喜朗氏に迫った澤田記者の「更問い」は、世論のうねりを引き起こし、社会を動かすきっかけとなった。



特別なことをしたわけではない。

おかしいと思ったことに声を上げ、真意を確かめ、その声を放送にのせる。

人数は絶滅危惧種並み、取材予算もテレビや新聞と比べてはるかに少ない「ラジオ記者」。

マイク一本で伝えられることは限られているのか? そんなことはない。

逆境をものともせず日々取材に奔走する記者から届いた、令和の時代のラジオ論。





TBSラジオ「Session」「アシタノカレッジ」など、ニュースを日々声で伝える #澤田記者、初の著書!





澤田さんの声は、1人の「記者」あるいは職業人である前にまず1人の個人として、1人の父として、そしてこの国に生きる市民として精一杯の叫びを届けているように感じます。

だからこそ、どんな権威にも屈せず、私たちの声を届ける力があるのだと思うのです。

――辻愛沙子さん(クリエイティブディレクター)

内容説明

人数は絶滅危惧種並み、取材予算もテレビや新聞と比べてはるかに少ない「ラジオ記者」。マイク一本で伝えられることは限られているのか?そんなことはない。逆境をものともせず日々取材に奔走する記者から届いた、令和の時代のラジオ論。

目次

第1章 自分にとってラジオとは(ラジオの原点;TBSラジオとの出会いは「アクセス」 ほか)
第2章 ラジオ記者とはどういう仕事か(ニュース番組ディレクターとして再出発;森友学園・籠池理事長の生インタビュー!ラジオでの発言が国会へ ほか)
第3章 森喜朗会見と東京オリンピック・パラリンピック報道(それは前日から始まった;会見場ではなく“ぶら下がり” ほか)
第4章 国会はいかなる場所か―ニュースの現場を歩く(国会担当ラジオ記者は何をしているのか?;国会が好きすぎるラジオ記者 ほか)
第5章 声を上げる、声を届ける―ラジオジャーナリズムはどこへ(経験の上に成り立つリアリティ;細部から本質を見る―東日本大震災取材 ほか)

著者等紹介

澤田大樹[サワダダイキ]
1983年福島県出身。演劇一家に生まれ、高校時代は演劇部で演出を担当。民俗学を学ぶため琉球大学に進学し、クイズサークルに所属。大学院は東北大学に進み、教育学を学ぶ。当初は広告業界への就職を目指していたが、紆余曲折あり2009年TBSラジオに入社。バラエティー番組ADを経て2010年にラジオ記者となる。東日本大震災取材後、2013年にTBSテレビに出向し報道局政治部記者、ニュース番組ディレクターを務め、2016年に再びTBSラジオへ戻る。ニュース番組のディレクターを担当したのち、2018年からは国会担当記者となる。取材範囲は政府、国会、省庁のほか、新型コロナ、東日本大震災、高校演劇など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アキちゃん

24
ラジオ聴きたくなった2022/12/23

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

19
筆者は絶滅危惧種並みの数だというラジオ記者。言われてみれば新聞記者やテレビ記者は耳にしてもラジオ記者という言葉に遭遇したことなかったかも。報道の現場には専門担当の記者がいるという当たり前の事実。視覚に訴えるテレビと音声だけのラジオでは必然的に伝え方が異なる。ラジオ記者ならではの取材現場の描写の他にメインとなるのは東京オリンピック・パラリンピック報道の顛末。森喜朗辞任のきっかけとなったのは著者だったのか。テレビ新聞に比べてマイナーなラジオ、そして家事育児に重きを置いたがために花形記事から距離を置かざるを得→2022/05/20

入道雲

8
顔の見えるラジオ記者、TBSラジオ澤田大樹記者による本。テレビとは異なる性質のラジオによる報道を軸に、生い立ち、痛い目に遭ったこと、一躍有名になったこと、これからどんな事をしていきたいか。日々新しいニュースを伝え、また、過去に埋もれさせてはいけない事象の続きも追い、掘り下げるという気持ちが、澤田さんの姿勢に表れている。そしてそんな姿勢が、さざ波が広がって世の中に大波を起こすこともあるということも既知の事実。注目していきたい。2022/09/18

Yuuki Kushima

6
失言問題で会見する森喜朗に真っ向から「適切ではありません」と国民のほとんどが思ったことをぶつけてくれたTBSラジオの澤田大樹記者。予定調和な会見に慣れきった世代の人達にとっては冷水をかけられたような面持ちだったように思います。 伝えるべき事を伝えることがタブーのようにされてきた時代に彼のような本当の意味でのジャーナリストは絶対に必要だと自分は思いました😊2022/02/09

オレコ

6
森喜朗会見で一躍時の人となった#澤田記者、初の著書。主に、TBSラジオ国会担当になるまでの経緯とラジオ報道について書かれている。特に沖縄での大学時代と東日本大震災時の取材経験が、どんな対象にも怯まない基礎になっているのではと感じた。また、ディレクター時代『session22』での「薬物報道ガイドラインをつくろう」は、まさに声を上げるラジオ報道として印象に残った。コロナで政治が国民の命と直結すると痛感した今、政局ではなく皆が知りたい事を積極的に問う澤田記者に今後も期待。2021/12/12

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