亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ<br> 野生のごちそう―手つかずの食材を探す旅

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亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ
野生のごちそう―手つかずの食材を探す旅

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  • サイズ 46判/ページ数 376p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750516967
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0095

内容説明

アフリカの密林に横行する野生肉の違法取引を追い、世界的に有名なレストラン「noma」で蟻を食べ、愛する人とスウェーデンの森でヘラジカを狩り、屠る―グルメの行き着く先を環境人類学者が体当たりで探求する、思索に満ちた冒険ノンフィクション。「美食」の先にあるものとは?

目次

第1部 記憶と忘却(香草と蟻―デンマーク;大型動物の肉、キノコと天然ハチミツ添え―ポーランド;魚、ひれ、殻、はさみ―アメリカ合衆国;直火焼きした野鳥肉のサルミ―アメリカ合衆国)
第2部 欲望の対象(森の狩猟肉、根菜添え―コンゴ民主共和国;羚羊の肉、トマトとスパイス煮込み―コンゴ民主共和国;野生動物の燻製肉と偽キャビア―フランス)
第3部 祝宴と飢餓の季節(ヘラジカ肉のアンズタケ添えクリームソースがけ―スウェーデン;燕の巣と花―ボルネオ;野草―ポーランド)

著者等紹介

ラ・サーヴァ,ジーナ・レイ[ラサーヴァ,ジーナレイ] [La Cerva,Gina Rae]
米国ニューメキシコ州生まれ。地理学者、環境人類学者。イェール大学林学・環境学大学院で環境科学修士号、ケンブリッジ大学で哲学修士号を取得。イェール大学大学院林学・環境学科最高の論文に贈られるウィリアム・R・バーチ賞を受賞。環境、食、神話、歴史、地理、化学、人類学、社会、経済、伝統など広範な博学的探求心が身上。インドネシアで津波を研究し、帆船で太平洋を横断し、バラクーダの群れとのスキューバダイビングに身を投じる活動的な冒険家でもある。現在、環境科学と哲学をテーマとした独創的な学術研究とフィールドワークに取り組む。国立科学財団の大学院フェロー。ニューヨーク市在住

棚橋志行[タナハシシコウ]
1960年三重県生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。出版社勤務を経て英米語翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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くさてる

16
ちょっと、思ってたのと違った感が。この題名ならば、世界各国で食されている自然の食物に親しんで食べてみるエッセイ集とか思うじゃないですか。でも、そんな「手つかずの食材」なんて、そもそもなに?というところから、密猟によって消費されている野生動物などを取材する硬派な内容に……と思いきや、著者のラブロマンス話が挟まれてびっくり。ジャーナリストとしてけっきょく、なにがしたかったのか、なにを見つけたのかいまひとつわからなかった、そんな読後感でした2021/07/25

imagine

9
読了を諦めようかと思うほどの違和感に、何度も襲われた。世界最高級レストランの〈noma〉を批判しておきながら、訪れた先は整備された環境。酒宴やダンスを楽しみ、果てはハンターと恋仲になる。もしこれが中年男性の研究者で、現地女性と寝食をともにしていたら、作品にできないだろう。現地の人々から度々疎まれるのも納得。自然保護と狩猟の間にある葛藤、収穫と持続、自然信仰や伝統文化といった「野生のごちそう」と切り離せないはずのテーマに全く迫れていない。先進国の学術権威丸出しの駄文がベストノンフィクション受賞とは笑止。2021/12/15

jackbdc

6
驚きの発見があった。自分自身についての発見であった。現代的食習慣に漠たる疑問と狩猟採集生活への憧れがあった。野生動物や植物をイケてる食材と見定めて、それらを追い求める旅の様子を博識と繊細な表現で書き連ねる本書を読めば、きっと影響受けて食べたくなると思っていたのが大外れ。野生のごちそうを追い求める生活はカッコイイと思ったのだが、なぜか食欲は刺激されず。かくも自分の食欲傾向が保守的とは予想していなかった。ウミガメもヘラジカも燕の巣にも心動かされることはなかった。直接的な体験を経れば変わるのかもしれないが…。2021/08/06

Megumi Nosaka

1
友人から借りて読んでみた。 人類にむさぼり食われ、搾取される前の自然についての情報には初めて聞くものばかりで、人類が大人しかったときはこんなにも豊かだったのかと、過去が羨ましくなった。 ただ、全体を通して文章が婉曲的なせいなのか、散漫的なせいなのか、分かりにくい。エッセイ的な文と調査報告が混在しており、苦手だった。2022/10/26

河村祐介

1
巨大な喪失と背徳的な食への欲望は、その詩的な表現と相まってノンフィクションながらなぜかJGバラードを思い出す読後感。2021/10/29

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