出版社内容情報
安倍政治の本質とは。「天皇生前退位」の舞台裏は。現場を歩き、時代の証人の語りを引き出す。時代を見ぬく目を養う御厨流政治道場。「今や、メディアは政治を論じるのではなく、政治を消費している」
と憂える御厨貴さん。
行動派の政治学者であり、
TBSテレビ「時事放談」の司会者としても知られる。
「オーラル・ヒストリー」の第一人者として、政治家や官僚たちから証言を引き出し、
官邸や歴代首相の私邸を訪ね歩いて、政治的意思決定の現場を分析する。
東日本大震災後の「復興構想会議」や、
天皇陛下の「公務の負担軽減等に関する有識者会議」の座長代理も
つとめてきた。
そんな著者が、時代を見抜く目を養う
?御厨流政治道場?を開講!
【本書より】
・安倍政権は「やってる感」の政治である
・災害が常態化した日本に必要な視座とは
・「天皇生前退位」の道を拓いた有識者会議
・明治・昭和・平成の三十年を比べてみると
・なぜ平成の役人は公文書を廃棄するのか
・私人として沖縄問題に臨んだ「開発天皇」
・「権力の館」を映像化して見えてきたこと
・野中広務、堤清二、中村隆英、岡崎久彦、西部邁、佐藤誠三郎、粕谷一希……
縁深く懐かしき人々の肖像
御厨 貴[ミクリヤ タカシ]
著・文・その他
内容説明
現場を歩き、時代の証人の語りを引き出す。第一線の政治学者が、時代を見ぬく目を養う“御厨流政治道場”を開講!
目次
第1章 安倍政治とは何だったのか
第2章 メディアと政治―“災後”の日本
第3章 「天皇生前退位」の舞台裏
第4章 オーラル・ヒストリー風雲録
第5章 政治学者の書斎から
第6章 政治学の冒険
第7章 政治学者の打ち明け話
著者等紹介
御厨貴[ミクリヤタカシ]
1951年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。ハーバード大学客員研究員、東京大学教授などを経て、東京大学先端科学技術研究センター客員教授・放送大学客員教授・東京都立大学名誉教授。サントリーホールディングス取締役。専門は政治史、オーラル・ヒストリー、公共政策、建築と政治。著書に『政策の総合と権力』(東京大学出版会、サントリー学芸賞受賞)、『馬場恒吾の面目』(中公文庫、吉野作造賞受賞)など多数。2018年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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