出版社内容情報
現代を代表する詩人・エッセイストが、愛猫との日々を綴るエッセイ集
姓は「ツイラク」、名は「ミー」ちゃん。
半分野良猫生活をしている雌の三毛猫だ。
猫のいる日常の機微を、読売文学賞受賞の詩人が綴る猫好き必見のエッセイ。
古今の猫をテーマにした詩についてもたっぷり語る。
著者紹介
佐々木 幹郎(ささき・みきろう)
1947年生まれ。詩人、エッセイスト。
著書に評論『中原中也』(筑摩書房、第10回サントリー学芸賞)、随筆『アジア海道紀行』(みすず書房、第54回読売文学賞・随筆紀行賞)などがある。
内容説明
姓は「ツイラク」、名は「ミー」ちゃん。半野良生活を送るメスの三毛猫との、かけがえのない時間を日本を代表する詩人がつづる。古今東西の「猫詩」も紹介!
目次
姓はツイラク、名はミーちゃん。
ノリと妹と
猫語と全身言語
猫と山について
猫が教えてくれること
足音は風
そもそも猫とのつきあいは
繭猫作り
ツイラク・ミーちゃんの災難
ツイラク・ミーちゃんの冒険
僧侶となったミーちゃん
女王のご帰還、完全回復!
大家さんと猫
アイルランドの猫
パンガー・バーンという猫
それは恋なのか?
うちの「大猫」の物語
駄猫ミーちゃんの幸福
夏の猫
猫の記憶
その手を噛むよ!
台風と猫とカトマンズ
朔太郎の猫
犀星の猫
ノラ、ノラ、ノラ
著者等紹介
佐々木幹郎[ササキミキロウ]
詩人。1947年奈良に生まれ大阪で育つ。同志社大学文学部哲学科中退。ミシガン州立オークランド大学客員研究員、東京藝術大学大学院音楽研究科音楽文芸非常勤講師を歴任。詩集に『蜂蜜採り』(書肆山田、第22回高見順賞)、『明日』(思潮社、第20回萩原朔太郎賞)など。評論・エッセイ集に『中原中也』(筑摩書房、第10回サントリー学芸賞)、『アジア海道紀行』(みすず書房、第54回読売文学賞)など。最新刊に、詩集『鏡の上を走りながら』(思潮社、第1回大岡信賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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