内容説明
人類が抱いてきた古い昔の物語、再生と慰め。「アーサー王物語」、「エッダとサガ」、ケルト妖精譚、モリス、チェスタトン…ファンタジーの古層を求めて。
目次
第8講 英国の児童文学1 グレアムとボストン
第9講 英国の児童文学2 ファージョンとトラヴァース
第10講 アーサー王物語とその周辺
第11講 エッダとサガ
第12講 アイルランドと妖精
第13講 ウィリアム・モリスの夢
第14講 チェスタトンの奇譚
著者等紹介
渡辺京二[ワタナベキョウジ]
1930年京都生まれ。大連一中、旧制第五高等学校文科を経て、法政大学社会学部卒業。評論家。河合文化教育研究所主任研究員。著書に『北一輝』(ちくま学芸文庫、毎日出版文化賞受賞)、『逝きし世の面影』(平凡社ライブラリー、和辻哲郎文化賞受賞)、『黒船前夜』(洋泉社、大佛次郎賞受賞)、『バテレンの世紀』(新潮社、読売文学賞受賞)など多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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