内容説明
生き物たちが、山が、海が、動き出す。みわたすかぎり、ドクルジン。プリミティブ&サイケデリックな神話的新境地!
著者等紹介
ミロコマチコ[ミロコマチコ]
1981年生まれ。画家・絵本作家。全国各地で展覧会を精力的に行う。著書に『オオカミがとぶひ』(イースト・プレス、第18回日本絵本賞大賞)、『てつぞうはね』(ブロンズ新社、第45回講談社出版文化賞絵本賞)、『ぼくのふとんはうみでできている』(あかね書房、第63回小学館児童出版文化賞)、『オレときいろ』(WAVE出版、ブラティスラヴァ世界絵本原画展2015・金のりんご賞)、『けもののにおいがしてきたぞ』(岩崎書店、ブラティスラヴァ世界絵本原画展2017・金牌)などがある。2018年、第41回巌谷小波文芸賞を受賞。本の装画やCDジャケット、ポスターなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keroppi
61
めちゃくちゃ生命力に溢れた絵本。原画が展示されていた渋谷の書店で見る。原画は、激しい色が走っている。生命が爆発している。2019/09/27
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
41
ドクルジンって何だろう。。大地から、いや、地球から命が生まれてくるような迫力を感じました。意味を求めるのでなく感じたいミロコマチコさんらしい絵本でした。2019/10/26
ベル@bell-zou
36
オレンジ色にギラギラ燃えてる海を見てるのは、頭に花が咲いてるドクルジン?(の後頭部?)“考えるな。感じろ。”と言われてる気がする(;´∀`)ド迫力で有無を言わせないミロコさんの絵の力。意味を求めたら、負けなんだな、きっと。2019/09/05
紫陽花と雨
30
なんじゃこりゃあ!ドクルジン、ドクルジン。眼玉はお魚、手は蛇(どっかのギュスターヴさんではない)その蛇から出てる指は…ミミズ?なんでも食べちゃう、山作るのかい?ダイダラボッチ?あれその山が脚?膝が火口で噴火してドッカンしたあたりからもうなんでも良くなる(笑)って思ってたら日が暮れて寝ちゃった。ドクルジンは地球の一部?勢い溢れるミロコマチコワールド。長新太、荒井良二を超える『考えるんじゃあない、感じるんだ』絵本でした(笑)すごい世界だ。2019/11/10
kanata
22
≪ドクルジンドクルジン どっる どっる めぐって/からだじゅうが あつい≫≪ドクルジンドクルジン ぼった ぼった/なみだが でた≫生命エネルギーの放出。目玉は魚、腕はへび、指はミミズかな?岩を持ち、大地をつくり、マグマのような、海の神のような、とてつもないもの、ドクルジン。2019/07/21