内容説明
鏡の向こうに見えるのは、キュートでフシギな新世界。新訳・新挿絵で贈る、アリス・シリーズ完結編。
著者等紹介
高山宏[タカヤマヒロシ]
1947年岩手県生まれ。批評家。翻訳家。1974年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。大妻女子大学副学長・比較文化学部教授
佐々木マキ[ササキマキ]
1946年神戸市生まれ。マンガ家・絵本作家・イラストレーター。1966年に「ガロ」でマンガ家デビュー。1973年、福音館書店より絵本『やっぱりおおかみ』を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koichiro Minematsu
42
高山宏氏の訳と佐々木マキ画伯の挿絵がピッタリとくる。鏡の世界は不思議なコトバの世界。2020/01/04
おだまん
5
アリス展予習その2。お話もすっかり忘れていたのでよかった。不思議の国と同様言葉の使い方が楽しい。2019/09/21
kentaro mori
4
佐々木マキのアリス、、、タイプだ。●アリス:「名前に意味なくちゃいけないの?」ハンプティ・ダンプティ:「わしの名はわしの形を意味している」「わしがそれに意味させたいと思うものをそれは意味する」●「鏡の国のケーキの切り方、知らんのか」とユニコーン。「まずみんなに配る、切るのはそれからだ」2018/06/07
ともりぶ
3
チェスを知らないせいもあり、トランプの不思議の国と比べると取っつきにくい。しかも難解な詩の数々!これまで印象に残っていたのは「大工とセイウチ」で、ジャバウォッキーは頭から消去されていた。今読んでも拒否反応を起こすが印象には残った(笑)。 佐々木マキさんのアリスはかわいい。今回のイラストのツボは大工!2020/08/16
tomo6980
1
こちらは初読。のどが渇いたときに、乾いたパンを食べさせられるのはつらいなあ2018/05/22