内容説明
人生の大事なことは、お酒とおじさんが教えてくれる。「クローズアップ現代」(NHK)で紹介!!呑むように読みたい居酒屋&おじさん案内。東京・大阪・鎌倉・下田他、全25軒!!
目次
抱擁するおじさん(まるよし・赤羽)
働きながら呑むおじさん(いろは・溝口)
社章キラリなおじさん(小野屋酒店・日本橋)
茄子をくれるおじさん(鳥恵・大船)
待ちわびるおじさん(天昇・鎌倉)
高級なおじさん(泰明庵・銀座)
絶景なおじさん(富士屋本店・渋谷)
駅で飲むおじさん(BERG・新宿)
海苔弁おじさん(三州屋・銀座)
あちゃーなおじさん(第二力酒造・中野)〔ほか〕
著者等紹介
山田真由美[ヤマダマユミ]
静岡県下田市生まれ。出版社勤務を経てフリーとなり、ライター・編集者として数々の書籍、雑誌などの制作に携わる。2017年に地元下田で酒場「Table TOMATO」をオープン
なかむらるみ[ナカムラルミ]
静岡県下田市生まれ、東京育ち。イラストレーター。武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
53
流行の千ベロ酒場ではなく、あくまでもそこにいるおじさんがキーとなっています。あまり高い店は出てこないけれど、それなりの価格のお店もあります。残念ながら、渋谷の富士屋本店は、閉店してしまいました。おじさんが似合う景色もこうして閉店したり、若い方々で賑わうようになったり、時代とともに変貌しています。いつからでしょうか、おやじギャルなる言葉が登場し、女性の姿を見ることも珍しくない時代になりました。それは、それで、いいのです。みんなで楽しく過ごせる場所なのです。2019/03/10
おかむら
36
主に東京と神奈川の大衆酒場とそこで飲んでるおじさんたちの観察ルポ。イラストがなかむらるみなので、どのおじさんたちも可愛らしげ。いいなあおじさんたちは! 一人で飲んでてもなんかこう寛いでて店にしっくり収まってる感じが羨ましいとおばさんは思うのであった。行ったことある店は北千住の大はし(煮込みが有名。そして煮込みの豆腐だけおかわりできる)、と新宿のベルグ(レバーパテとなんかコンビーフみたいなやつがちょー美味しい)。行ってみたいのは中野の第二力酒造(豆腐煮480円←あら煮汁でサッと煮ただって!)。来年には行く!2021/09/12
TSUBASA
28
いい酒場にいいおじさんあり。個性的で人情あるおじさんたちが集う酒場など25箇所をその店の雰囲気とそこでの出会いをゆるいイラストと共に紹介する。きっと著者が女性だからおじさんたちは嬉々として話してくるんだろうな。語られないところでは内心大変な出会いもあったのではなんて邪推もする。でもハズレはあっても他では見ることのできない様々な出会いが楽しいに違いない。著者が酒場で一人飲みをするようになったのは30代半ばからとのこと。私もそろそろ酒場で独酌デビューして未来の名おじさんを目指したい。2019/02/26
ミエミル
23
★2.5 だいたい読んだ。無性に大衆酒場に行きたくなります。2018/04/16
ドナルド@灯れ松明の火
20
見たことあるなと思ったら「おじさん図鑑」イラスト描いてたイラストレータだったんだ。良いお店とご主人/女将や客のおじさん達との会話が楽しい。 ただ一点クレームがある。山田さんは下田出身なのに何で主に東京の呑み屋の話なのに「あて」という言葉を使うのか。 大坂の店の話なら「あて」を使ってもいいが、関東のお店の話で「あて」は無いだろう。「つまみ」か「肴」だろう。亜紀書房の校正係はキチンとしてほしい。 お薦め2018/01/19
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