出版社内容情報
南米エクアドルのアマゾン河流域に住むルナ人にとっては、森は考
え、イヌは夢を見る。彼らがそう考えているというのではなくて、そう
したものでしかありえない世界を彼らは生きている。「森が考える」
とき、人間と動物、人間と世界、生者と死者は新たな関係を結ぶ。
発表と同時に欧米の人類学会でセンセーションを巻き起こしグレ
ゴリー・ベイトソン賞を受賞した注目のエスノグラフィー、ついに翻
訳なる。
人類学、哲学、文学、言語学、環境学、生態学、生命論などの諸領域
を縦横に接続し、インゴルド、ヴィヴェイロス・デ・カストロを凌ぐ、
来たるべき知の衝撃!
序 ルナ・プーマ
第一章 開かれた全体
第二章 生ある思考
第三章 魂=盲
第四章 種=横断的ピジン
第五章 形式の労なき効力
第六章 生ある未来(と軽くなった死者のはかり知れない重さ)
エピローグ 超える
【著者紹介】
1968年生まれ。マキ?ル大学人類学部准教授。ク?レコ?リー・ヘ?イトソン賞受賞(2014年)。
内容説明
哲学、文学、言語学、環境学、生態学、生命論を縦横に接続し、独自の概念を駆使して語られる、来たるべき知。
目次
序 ルナ・プーマ
第1章 開かれた全体
第2章 生ある思考
第3章 魂=盲
第4章 種=横断的ピジン
第5章 形式の労なき効力
第6章 生ある未来(と軽くなった死者のはかり知れない重さ)
エピローグ 超える
著者等紹介
コーン,エドゥアルド[コーン,エドゥアルド] [Kohn,Eduardo]
1968年生まれ。マギル大学人類学部准教授。2002年、ウィスコンシン大学マディソン校博士課程修了。博士(人類学)。ミシガン大学人類学部助教、コーネル大学人類学部助教を経て現職。グレゴリー・ベイトソン賞受賞(2014年)
奥野克巳[オクノカツミ]
1962年生まれ。立教大学異文化コミュニケーション学部教授。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、桜美林大学教授を経て、2015年より現職
近藤宏[コンドウヒロシ]
1982年生まれ。国立民族学博物館外来研究員、立命館大学非常勤講師。立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程修了
近藤祉秋[コンドウシアキ]
1986年生まれ。アラスカ大学フェアバンクス校人類学科博士候補生。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了、同研究科博士課程を経て、2011年よりアラスカ大学に在籍
二文字屋脩[ニモンジヤシュウ]
1985年生まれ。京都文教大学総合社会学部総合社会学科特任実習職員。首都大学東京大学院人文科学研究科博士前期課程修了、同研究科博士後期課程在籍。2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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