亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ<br> 失われた宗教を生きる人々―中東の秘教を求めて

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亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ
失われた宗教を生きる人々―中東の秘教を求めて

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  • サイズ B6判/ページ数 488p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750514444
  • NDC分類 162.26
  • Cコード C0014

出版社内容情報

秘教の中で、古代はいまだ生きている!



レタスを食べるのを拒否するヤジディ教徒、輪廻転生を信じるドゥルーズ派、アダムの秘密を受け継ぐマンダ教徒……。中東の秘教に、マイナー宗教の伝統を生きる人々を訪ね、その生々しい肉声から、文化の共生を可能にする古代の叡智を浮かび上がらせる。衝撃のルポルタージュ!



解説=青木健



「二十年以上前、初めて中東を訪れた私は、中東に恋をした。だが中東は、愛しがたい場所でもある。そこから届くニュースは苦悩に満ちあふれている。そして最も美しい面、つまりその言語や歴史、神などは、憎しみと偏見で汚されてきた。中東の宗教と民族のモザイク模様は、長く輝かしい歴史の記念碑とも言うべきものだ。しかし、これも現在、崩壊に向かっている。中東の多様な宗教が、まだその母国に存続している姿を見ることができるのは、おそらく、私たちが最後の世代となるだろう」(本書より)



ニューヨーク・タイムズ、ワシントンポスト、エコノミスト、各紙誌で絶賛!

序文

第1章 マンダ教徒

第2章 ヤズィード教徒

第3章 ゾロアスター教徒

第4章 ドゥルーズ派

第5章 サマリア人

第6章 コプト教徒

第7章 カラーシャ族

エピローグ デトロイト

ジェラード・ラッセル[ジェラード ラッセル]
イギリス外務省と国連で外交官として14年間の勤務ののち、作家。カイロ、エルサレム、バグダッド、などで生活。本書によってRoyal Society of Literature Jerwood Awardを受賞。

臼井 美子[ウスイ ヨシコ]
英語・フランス語翻訳家。大阪大学文学部卒。訳書にカトリーヌ・パンコール『月曜日のリスはさびしい』(早川書房)、クリストフ・アンドレ『精神科医がこころの病になったとき』(共訳、紀伊國屋書店)ほか。

青木 健[アオキ タケシ]
1972年生まれ。宗教学者。慶應義塾大学言語文化研究所兼任所員。専門はゾロアスター教、イラン・イスラーム思想。著書に『ゾロアスター教の興亡 サーサーン朝ペルシアからムガル帝国へ』刀水書房、『ゾロアスター教』講談社選書メチエ、『アーリア人』講談社選書メチエ、『マニ教』講談社選書メチエ、『古代オリエントの宗教』講談社現代新書など多数。

内容説明

レタスを食べるのを拒否するヤズィード教徒、輪廻転生を信じるドゥルーズ派、アダムの秘密を受け継ぐマンダ教徒…。中東の秘境に、マイナー宗教の伝統を生きる人々を訪ね、その生々しい肉声から、文化の共生を可能にする古代の叡智を浮かび上がらせる。

目次

第1章 マンダ教徒
第2章 ヤズィード教徒
第3章 ゾロアスター教徒
第4章 ドゥルーズ派
第5章 サマリア人
第6章 コプト教徒
第7章 カラーシャ族
エピローグ デトロイト

著者等紹介

ラッセル,ジェラード[ラッセル,ジェラード] [Russell,Gerard]
ロンドン在住。元イギリス外交官および元国連外交官。アラビア語とペルシア語を話す外交官として15年にわたり中東のさまざまな国に勤務した経験をもつ。現在、シンク・タンク「外交政策センター」シニア・アソシエイト、パルマル・コミュニケーションズ取締役。大英帝国勲章MBE受勲

臼井美子[ウスイヨシコ]
英語・フランス語翻訳家。大阪大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tom

17
かなり面白い。中東圏内のイスラム教やキリスト教と同時代、あるいはそれ以前からある宗教、そして今現在、生き残っているけれど、衰退、崩壊に向かいつつある宗教を取り上げたルポルタージュ。ISSIに虐殺されたヤジディ教徒やゾロアスター教、サマリア人、その他が取り上げられてる。イスラムには、多数の宗教があって、それらの宗教は、ユダヤ教以前から、メジャーな宗教に関わりながら、なんとかかんとか生き残っていたとのこと。教義は、指導者しか知らない宗教もあるとのこと。衰退する宗教を学ぶために旅を繰り返す著者のパワーがすごい。2017/09/11

湖都

13
中東に今も息づいている7つの宗教について綴った本。宗教史、もしくは文化人類学的な本かと思っていたが、著者が実際にその宗教が信仰されている地域に行き調査した記録であった。しかも同時多発テロ以降に。危険な箇所も見受けられたが、お陰で人間味のある生きた宗教を知ることができて感謝している。ゾロアスター教に改宗できること、サマリア人が今もなおコミュニティを維持していること、コプト教にもカトリックとプロテスタントがあること…興味深い事が山程。多くの宗教がどうやって維持・共存していくかの問題についても考えさせられる。2020/02/25

mittsko

11
評判どおり抜群に面白い!(ΦωΦ) 英政府と国連のために働いた外交官が、西はエジプト、東はパキスタンまで「イスラーム地域」に残る、古代宗教の共同体を訪ね歩くルポ。マンダ教徒、ヤズィード教徒、ゾロアスター教徒、ドゥルーズ派、サマリア人、コプト教徒、カラーシャ族、そして米国へ逃れたそれらの難民たち。一点だけ注記。アラビア語やペルシア語などの専門家である著者のイスラーム理解はたしかだ。ただし、「原理主義」には手厳しく、とくにISISを邪悪そのものとして描く。イスラーム法上の正当性は一顧だにされない。そこは限界だ2018/11/06

Wataru Hoshii

5
中東はイスラームだけの世界ではない。複雑な歴史を反映して、古代から続く多くの宗教が共存してきた地であることを教えてくれる貴重なルポルタージュ。今もイランに残るゾロアスター教、古代バビロニアの習慣を伝えるマンダ教、輪廻転生を信じ孔雀を神聖視するヤズィード教、ピタゴラス教団の思想を教義に残すドゥルーズ派…知らなかったことの連続に頁を繰る手が止まらない。中東地域の文化の豊穣さに酔いながら、それを保ってきた社会の寛容さが失われていっているという現実に心が痛む。そして握手がミトラ教に由来する習慣だとは知らなかった。2020/11/30

デューク

4
中東・西アジア地域は、一般的にはイスラーム世界と思われているが、現実には他宗教の世界である、英国外交官であった筆者による、そんな多宗教世界のレポート。 中東といえばイスラーム教。確かに人口比で見ればイスラーム教徒が圧倒的だが、ユダヤ教やキリスト教もこの地域に端を発している。さらにそれらの宗教の一派などを含めれば、インドをも凌ぐほどに、ここは多宗教の世界である。中東を知るうえで、有力な補助線となる一冊。おすすめ2021/01/16

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