亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ<br> 米国人博士、大阪で主婦になる。

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亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ
米国人博士、大阪で主婦になる。

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  • サイズ B6判/ページ数 372p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750514413
  • NDC分類 936
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「結婚しないで後悔したくない。愛する人が、ここにいるから―」



日本に興味があったわけではない、まして、日本人男性が好みだったわけでもない。

生涯、故郷ボストンで暮らしていくつもりだった。

しかし―

神戸で芽生えた<講師>と<生徒>の思わぬ恋は、いつしか大阪とボストンを往復する掛け替えのない愛へと変わっていった。

トレイシー・スレイター[トレイシー スレイター]
作家。アメリカ・ボストン出身。ブランダイス大学で英米文学の博士号を取得。自ら創設した朗読クラブ<フォー・ストーリーズ>がボストン、大阪、東京などで好評を博す。ベンニューイングランドのフレンド・オブ・ライター賞を受賞。
04年、東アジアの企業幹部社員を対象としたMBA課程においてビジネス・コミュニケーションを教える講師として来日、現在の夫と出会い結婚。大阪在住。

高月 園子[タカツキ ソノコ]
翻訳者・エッセイスト。『災害ユートピア』『ハイジャック犯は空の彼方に何を夢見たのか』『殺人鬼ゾディアック』(亜紀書房)、『戦禍のアフガニスタンを犬と歩く』(白水社)、『なぜ人間は泳ぐのか』(太田出版)他、訳書多数。20年以上におよぶロンドン生活をテーマにした『おしゃべりなイギリス』(清流出版)、『ロンドンはやめられない』(新潮文庫)などの著書もある。

内容説明

日本に興味があったわけではない。まして、日本人男性が好みだったわけでもない。生涯、故郷ボストンで暮らしていくつもりだった。しかし―神戸で芽生えた“講師”と“生徒”の思わぬ恋は、いつしか大阪とボストンを往復する掛け替えのない愛へと変わっていった。国際結婚、異国での慣れない生活、不妊治療…葛藤と喜びに満ちた、その奮闘の日々。

目次

1 出発
2 ハネムーン期
3 崩壊期
4 再統合期
5 自律期
6 受容期
エピローグ

著者等紹介

スレイター,トレイシー[スレイター,トレイシー] [Slater,Tracy]
作家。アメリカ・ボストン出身。ブランダイス大学で英米文学の博士号を取得。自ら創設した朗読クラブ“フォー・ストーリーズ”がボストン、大阪、東京などで好評を博す。ペンニューイングランドのフレンド・オブ・ライター賞を受賞

高月園子[タカツキソノコ]
翻訳者・エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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なにょう

23
介護体験記であり、生々しい妊活ルポであり、外国人から見た日本の体験記でもあり、アメリカ北東部出身のエリートの独白でもあり…ほんまにえらいこっちゃな一冊で何冊分もおいしい、さすが大阪の人やね。300ページ、ぎっしり詰まった文字に一瞬躊躇したけどこれは面白かった。★アメリカ人と日本人は違うというけど何がどう違うかよくわかった。私たちは相互依存で気持ちを確かめ合う。言葉は意味をなさない場合がある。そんな私たちと著者のような異国人がどう分かり合っていくのか?とても面白い本だった。2016/11/26

香菜子(かなこ・Kanako)

20
米国人博士、大阪で主婦になる。トレイシー・スレイター先生の著書。トレイシー・スレイター先生のような博士号を持つ超高学歴の優秀な女性の心を射止めた日本人男性のご主人はさぞや魅力的な男性なのでしょう。でも、トレイシー・スレイター博士のように有能で高学歴な女性が主婦になるなんて意外で少しもったいないように思う。トレイシー・スレイター博士のような国際感覚も持つ高学歴の優秀な女性に思う存分に能力を発揮してもらえるような社会にならないと日本の将来は暗いのでは。日本はまだまだ高学歴女性をきちんと評価していないのが現状。2018/07/02

kitten

18
図書館本。本のタイトルの通りのノンフィクション。バリバリのキャリアの博士が、大阪で主婦になる話。料理はしないと誓った。家事は代行で。よくこんな女性が主婦になれたもんだと感心する。愛の力は偉大。国際結婚でなくても、結婚だけでカルチャーショックはあると思う。そこを二人でどう乗り越えていくか。ものすごく理知的な作者に惹かれる。しかし、終盤は怒涛の展開となる。最後、まさか泣かされるとは思わなかった。この続きもあれば読みたいな。2020/02/20

チェアー

15
自分はかくあるべしという確固としたアイデンティティーを持つ人が、まったく尊敬していない文化をもつ社会に触れることが避けられなくなったときにどう感じるのが分かり、興味深かった。彼女が「失った」ものをもったいないと感じないようにする支えは愛する夫であり、援軍として期待した娘なのでは。日本人であり、彼女ほど「知的」でない私は、読み終えて漠然とした違和感が残った。2017/01/12

ココマ

12
大邸宅に生まれ、家事もアジアの事も知らない女性が、教室にただ一生徒として座っていた日本人男性に惹かれ短期間で結婚する所から本書は始まる。恋に理由は無い。前半はコメディドラマのようで笑えた。成就する縁とはこういうものかと他人事として読んだはずなのに最後には涙が出てしまった。たぶん著者が義父を通して家族の温もりをふと感じたり、介護に挑戦した後に新しい世界に移行していく姿が輝いているからだろう。正直に日本が愛せない苦悩も書いているのだが、義家族への配慮が既に日本への愛そのものではないかと思えた。2020/05/03

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