出版社内容情報
『いつものはなし』、『うさぎのヨシオ』、『A子さんの恋人(ハルタ連載中)』の漫画家・近藤聡乃、初のコミックエッセイ。単身ニューヨークへわたり、初の海外一人暮らし。その6年間を綴った等身大のつれづれN Yライフ。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
110
ニューヨークで考え中4巻を先に読んだ。毎週身の回りにおこる出来事を書いているだけなのに、ほのぼのとした感覚とマンガの軽い絵のタッチが心地よく、1巻から順に読んでみようと手に取る。著者が2008年にニューヨークに来て、4年目の2012年8月から2015年4月までの約3年間を2週間毎の日記のような日常のあれこれ。これから10年後には家族も増え、ペットも増えることを、本人は知る由もないが、読者のわたしは知っている。現在進行形のマンガ風エッセイの中での心のつぶやきが、同じ昭和生まれの日本人としてわかる気がする。2023/09/05
扉のこちら側
93
2016年260冊め。チェルシーやアストリア等、私の好きな街でのエッセイなので大変おもしろく読めた。豆腐の発音とか「ナイスブーツ!」等あるある話もおもしろい。2016/04/17
コットン
80
貴重なサイン本!海外あるある的あれこれが楽しい「お気に入りの靴」その1の話がお気に入り:一目で気に入って購入した靴を、信号待ちやエレベータの中やトイレの順番待ちに見知らぬにステキな靴と言われ、ますます気に入って大切にしているのが素敵です♪2015/08/08
どんぐり
78
Mizuma Art Galleryで『ニューヨークで考え中』第4巻の出版を記念した近藤聡乃展を観た後に読んだ。この第1巻の漫画単行本は、2008年にNYに留学し、そのまま居続けた2012年8月9日~2015年4月2日までのNY生活。2週間単位で描かれた見開き2頁のストーリー全72話。街中でよく見かけるという「喉にモノが詰まった時の応急処置」ポスター。寒い季節なのに半袖で街を平気で歩く欧米人。コインランドリーとゴミ箱がたくさんある街頭。駅には時計がなく、地下鉄を出る際の改札もない。→2023/08/26
Vakira
59
聡乃さんのニューヨーク紀行。コミックVer。日本人の視点でニューヨークの生活を面白おかしく。「A子さんの恋人」のAって聡乃(あきの)さんだったか?ニューヨークの彼氏登場。きわどい描写や恋の悩みは登場しません。では何を考え中?ってツッコミみたくなります。まぁ 面白いので良しとする。2020/07/20