「つながり格差」が学力格差を生む

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「つながり格差」が学力格差を生む

  • 志水 宏吉【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 亜紀書房(2014/04発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750514055
  • NDC分類 371.3
  • Cコード C0037

出版社内容情報

貧富の格差が、学力格差を生むのではなく、家庭、地域、学校での、子どもたちと周囲との「つながり格差」が学力に強く影響していることを客観的なデータを下に検証。「つながり」という視点から、日本の教育論点を提示する。

内容説明

なぜ秋田・福井が全国学力テストのトップクラスになったのか?子どもを取り巻く環境こそが学力に強く影響する―離婚が少ない。持ち家がある。不登校にならない。学力格差は貧富の格差ではなく、家庭、地域、学校での、子どもたちの「つながり」格差だった!

目次

序章 「つながり格差」の発見(平成の全国学力テスト;衝撃的な調査結果 ほか)
1章 学力格差とはなにか(学力格差とはなにか;学力格差の歴史 ほか)
2章 なぜ学力格差が生じるのか(学力の構造―学力の樹;なにが学力格差をつくり出しているのか ほか)
3章 「つながり格差」の主張―社会関係資本と学力(「つながり格差」をどう導き出したか;もうひとつの調査から ほか)
4章 学校の力を探る―「効果のある学校」論(「効果のある学校」とは;2001年調査でのひらめき ほか)
5章 学力格差克服のための政策的努力(教育政策の移り変わり―イギリスを事例に;ブレア政権下の学力格差是正政策 ほか)

著者等紹介

志水宏吉[シミズコウキチ]
1959年兵庫県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育学博士)。東京大学教育学部助教授を経て、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専攻は、学校臨床学、教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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双海(ふたみ)

16
子どもの学力は人間関係の「つながり」で決まる。離婚率の低さ――家庭・家族と子どもとのつながり。持ち家率の高さ――地域・近隣社会との子どもとのつながり。不登校率の低さ――学校・教師と子どもとのつながり。貧富の格差が、学力格差を生むのではない。家庭、地域、学校での、子どもたちと周囲との「つながり」格差が学力に強く影響する。人間関係のありようが相対的にゆるやかな「いなか」では子どもたちの学力形成にポジティブに作用する。(本書紹介より)2015/03/13

もくたつ(目標達成)

4
専門外の教育分野の本だが興味深く読めた。家族や地域との繋がりが強いほど成績がいい。能力だけではなく、やる気等のマインドも、学力に大きく関係するという説明には思い当たるところがあった。全体を底上げすることで格差が減る、出来る人だけ伸びればいいのではないという趣旨の意見が印象的だった。2017/07/20

asajee

3
PISAの結果が改善されても、楽観視してはいけない。2016/04/19

Hachi_bee

3
表題は常々感じていたこと。学術的にきちんと論じられています。弟子入りしてしっかり勉強/研究したいと思いました。p.137の沖縄の離島の話には刮目させられました。気付かなかったことですが、納得できました。 それにしても、志水先生はボクと年が変わらないのにお孫さんを3人もお持ちとは!2014/06/01

totuboy

2
同氏の「学力を育てる」とともに購入したが、内容はかなりかぶっているところが多い。全書からさらに全国で行われるようになった学力状況調査を踏まえ、少し補完しているといった感じ。後半の「スクールバス理論」は面白かった。また、「怒る」ことの大切さを説いている点は前書から特筆すべきところだと思う。やはり「叱る」だけではだめなのだ。教師は時として、計画的に「叱り」筒も、人間として「怒る」ことが子供に伝わるのだなぁ。2015/05/17

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