出版社内容情報
ベストセラー『医者に殺されない47の心得』の著者の書き下ろし最新刊。本書では治るはずの癌患者が免疫療法によって亡くなってしまう、免疫力増強に励んだ結果、体力を落として早死してしまうことが少なくない実例を示します。
内容説明
クリニックの免疫療法で、治癒効果や延命効果が実証されたものは一つもありません。そこで行われている「免疫細胞療法」「樹状細胞ワクチン」「ペプチドワクチン」「爪もみ療法」「丸山ワクチン」など、全部デタラメです。それなのに患者・家族は、医者たちの甘言に乗せられ、数百万から数千万円を巻き上げられているのです。本書では、その解決策を探ります。
目次
第1章 医者たちが知らない“がんの自然退縮”の実際
第2章 患者に知らされない“丸山ワクチン”の危険性
第3章 ずさんな“臨床試験”と“データ操作”
第4章 “がん発生”メカニズムと“免疫”システム
第5章 “本当の免疫療法”は命がけ
第6章 “サイトカイン療法”と“免疫細胞療法”に効果なし
第7章 “がんワクチン療法”の期待はずれの現実
第8章 市中にはびこる“日本固有のサギ療法”
第9章 “免疫力”より“抵抗力”を大切に
著者等紹介
近藤誠[コンドウマコト]
1948年、東京都に生まれる。慶應義塾大学医学部放射線科講師。慶應義塾大学医学部を卒業後、アメリカに留学。帰国後は、がん一般の治療を専門とし、乳がん治療では早くから乳房温存療法を実践。一方で、日本の医療界の変革と、患者本位の医療を実現するため、医療現場からの情報公開に力を注ぎ続けている。2012年、がん治療における先駆的な意見を一般人にもわかりやすく発表し、啓蒙を続けてきた功績により、第60回菊池寛賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sas
手ぬぐいゲッター