出版社内容情報
二人の知的障がい児を育て、看取り、パーキンソン病の妻に先立たれ、もう一人の子どもは、58歳で他界。95歳で天涯孤独の身となる。第一あっての第二の人生、「いつだって遅くはない」とつねに新しい自分を見つける方法を伝授。
内容説明
太くて長い人生からの極上アドバイス。スーパー・センテナリアン(100歳のこと)の、心を揺さぶる73話。
目次
第1章 充実して生きる(九七歳からは自分のために生きる;人に支えられるだけの老後ではいけない ほか)
第2章 工夫して生きる(趣味は人をびっくりさせること;韓国語は六五歳から ほか)
第3章 鍛えて生きる(日記を書く;口と手と足を鍛える ほか)
第4章 教え教えられて生きる(金を恐れない;前例がないからやる(1)―二五歳のベストセラー ほか)
著者等紹介
昇地三郎[ショウチサブロウ]
1906年、北海道生まれ。広島師範、広島高等師範、広島文理科大学卒業。小学校、女学校、師範学校の教員を経て、福岡学芸大学(現福岡教育大学)教授に就任。1954年、知的障がい児のための施設「しいのみ学園」を創設、同名著書がベストセラーになり、映画化される。1970年、福岡教育大学を退官。同大学名誉教授。医学・文学博士。1982年、韓国大邱大学教授兼大学院長に就任。2005年、世界一周講演行脚を始め、2012年、「世界最高齢の世界一周」を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みち
2
ただ長生きしていることだけでもすごいのに、海外に行ったり、執筆するほどの気力が凄すぎます。
かずぴー
2
本棚の前に立ち目を瞑る。なにかのパワーを感じて直感で手を伸ばし本を取る。その結果この本と出会った。老後から外国語学習。人生の旬は今この時!!2014/07/25
まっちゃん
2
愚痴をいわないこと。それが私が自分と交わした約束である。愚痴をいいたくなったら、別の前向きなことを考えるようにする。マイナスのことを言い出せば、この世は不満だらけである。しかし、前を見ようとすれば、この世は喜びに満ちている。昇地三郎2013/07/14
ゆめちか
2
しいのみ学園の昇地三郎氏106歳。99歳からの世界講演行脚、その健康長寿の秘訣などなど。・充実して生きる・工夫して生きる・鍛えて生きる、からなる3章。2013/02/06
よっさん
1
素晴らしい本でした。100歳を超えても衰えないチャレンジ精神。明治・大正・昭和と激動の時代を駆け抜けた人生。人のために行動し続けた。日本人は素晴らしい!と思わせてくれる偉人です。宝物に値する言葉がぎっしり。再読必至です。(感謝)2017/01/13