出版社内容情報
立川談志の娘の松岡弓子と、立川談志の弟子である立川志らくが父・師匠の談志について語り合う。談志のDNAを受け継ぐ二人による、「日本一危険」な談志論。
内容説明
談志のDNAを受け継ぐ二人による、もしかすると日本一危険な談志論。
目次
第1章 ザッツ・エンターテインメント―「談志のおもちゃ箱」後日談(談志のいう「肉体と精神」がよくわかった;談志がいるかのような緊張感 ほか)
第2章 金玉医者―談志がやりたかったこと、客が求めたこと(「商売をするんじゃない」;好きでもない『芝浜』をなぜ? ほか)
第3章 ライ坊―談志像の虚と実(しょっちゅう怒っていた;「痛みと恐怖」から逃げる ほか)
第4章 師弟―「談志の基準」のこれから(多くの弟子ははずみで入門;エンターテインメントにはついてこれず ほか)
第5章 蜘蛛駕篭―落語への執念(落語との別れ;「パパ、上手に死んだね」 ほか)
著者等紹介
松岡弓子[マツオカユミコ]
1963年、落語家立川談志の長女として、東京都に生まれる。「松岡まこと」の名で1年間だけタレント活動をしていたことがある。1999年からは銀座でクラブ「Tee Off」を経営している
立川志らく[タテカワシラク]
1963年、東京都に生まれる。落語家。1985年、日本大学芸術学部在学中に立川談志に入門、1988年二つ目、1995年真打ち。二つ目時代は、兄弟子談春とコントグループ「立川ボーイズ」を組んで活動。その後は、映画・演劇の演出・監督、「シネマ落語」や「演劇らくご」の創作、書評や映画評を執筆など、活動は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kaisei.(カイセイ)