内容説明
いくたの危機を乗り越えながら、日中で様々なパイプを使って、安全保障対話・防衛交流が続けられてきた。何が課題で、何をすべきかも、ほぼ見えてきた。日中の交流史を踏まえながら、日本と中国の専門家がこれからの安保防衛交流の在り方を提言する。
目次
第1部 安全保障・防衛交流理論(安全保障・防衛交流の理論的考察―日中安保防衛交流の展望;中国の安全保障―防衛交流の背景と位置付け、評価)
第2部 日中安全保障・防衛交流の歴史と現状(日本の安全保障・防衛交流の歴史;中日防衛交流の歴史と現状;日本の安全保障政策と日中防衛交流―信頼醸成、危機管理、安全保障協力 ほか)
第3部 日中安全保障・防衛交流の評価と展望(日中安全保障・防衛交流の評価;中日安全保障と軍事交流の評価;日中安全保障・防衛交流の今後の展望 ほか)
特別寄稿 戦略的相互信頼の構築に向けて
著者等紹介
秋山昌廣[アキヤママサヒロ]
海洋政策研究財団会長
朱鋒[シュホウ]
北京大学国際関係学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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