内容説明
2007年のある日、突然眼がおかしくなった。ものがぐにゃりと曲がって見える。検査をすると100万人に5人しかいない原田病だという。幸い視力は戻ったが、頭痛、耳鳴りがひどく、どこにいてもまぶしくてたまらない。このような症状を抱えながら、父を看取り、地域雑誌「谷根千」を終刊させる。気丈な母、気の置けない仕事仲間、独立しはじめた子供たち、多くの人と支えあいながら、人生の折り返し地点を乗り越えていく、約1年半にわたる稀有な闘病の記録。
目次
1 明るい原田病日記(歪んだ世界;腹出し病?;お産以来の入院;病棟観察記;副作用はじまる?;免疫疾患は非寛容;参院選の打診;父を見舞う ほか)
2 ほんとうに聞きたかったこと(自己免疫疾患とわたし―津田篤太郎医師に聞く;見えるということ―若倉雅登医師に聞く)
著者等紹介
森まゆみ[モリマユミ]
作家・編集者。1954年生まれ。早稲田大学政経学部卒業、東京大学新聞研究所修了。出版社勤務の後の1984年、友人らと東京で地域雑誌『谷中・根津・千駄木』(谷根千工房)を創刊。歴史的建造物の保存活動にも取り組み建築学会賞受賞。文化庁文化審議会委員として文化財保存にもつとめた。現在は地域アーカイブを整え、キキガキストとして活字から映像の記録へと取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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