出版社内容情報
99%が常民、99%が両班!? いまだに根強い両班志向とその古臭い特権意識の愚を描いた著者にさまざまな圧力が…。妨害と中傷と、声援とが渦巻いた顛末を記し、歴史が重くのしかかる韓国社会の見えざる意識構造をときにユーモラスにあぶり出す。
これはオモシロイ!です。
韓国・朝鮮を知るキーワード『両班』。はたから見れば滑稽とまで思われることまでしながら、そこまでしてどうしてしがみつくのだろうか?祖国韓国を心から愛する筆者の真摯な気持が伝わってきます。
KOREA TODAY誌2000年7月号でも大きく紹介されました。
内容説明
99%が常民、99%が両班?!共産主義者も、知識人もみんなヤンバン好き。いまに残る特権意識の愚を描いた著者にあの手この手の圧力が。
目次
1章 両班村騒動記(両班批判はまかりならぬ!;強くなる圧力と包囲網 ほか)
2章 両班の素性(漢学の盛んな土地柄;両班たる条件 ほか)
3章 両班と族譜(大事な大事な族譜;わが家の族譜 ほか)
4章 根強い両班コンプレックス(チマパラム・ヤンバン;わがルーツをたどる ほか)
5章 両班と共産主義(“地”が顔を出す;差別をつくる人=差別と闘う人? ほか)
感想・レビュー
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