出版社内容情報
日本における貧困研究の深化・発展、国内外の研究者の交流をはかり、貧困問題をさまざまな人々に伝えていく、日本初の貧困研究専門誌。特集1「若者の貧困――大都市と地方、制度と実践」、特集2「生活保護最高裁判決をめぐって」。
【目次】
巻頭のことば[西岡大輔]
特集1 若者の貧困――大都市と地方、制度と実践(貧困研究会第18回研究大会共通論題より)
趣旨説明[鏑木奈津子]
生活保護・生活困窮者支援の行政現場における若者支援の実態[大里祥]
今日的社会課題に起因する、若者が抱える各種生活課題に対する支援の現状[今井紀明・柴田大樹]
地域の居場所づくりの現場から描く若者の貧困とその支援[鈴木晶子]
地方圏若者のライフコース選択からみる貧困と防貧のはざま――二時期調査に基づく分析[石井まこと]
コメント:「若者と貧困」を考える[阿部彩]
特集2 生活保護最高裁判決をめぐって
生活保護訴訟の現段階と「いのちのとりで裁判」最高裁判決[吉永純]
「生活保護基準引下げ処分取消等請求訴訟」で本当に原告は勝ったのか?――何が問われ、何が問われるべきであったのか[岩田正美]
被保護世帯の消費実態からみたデフレ調整の問題点[山田壮志郎]
生活保護基準引下げ訴訟にみる統計・経済理論の重要性と役割[鈴木雄大]
来し方を振り返る――10年超の裁判を闘って[小久保哲郎]
投稿
実践報告
生活保護制度における情報とその提供に関する実践と一考察――大阪府堺市における生活保護受給者を対象としたアンケート調査の結果から[鷲見佳宏・酒谷大輔]
研究ノート
近年の先行研究からみた生活保護現業員への役割期待と実態[大里祥]
連載 貧困研究への招待【第5回】
関心を大切にした研究を目指す――社会変容を背景にした研究への招待[西垣千春]
連載 貧困調査・統計セミナー【第3回】
貧困率からみる長期的な貧困動態[阿部彩]
連載 当事者の「声」を聴いて【第2回】
葵さん(仮名、生活保護世帯で育った女性)の手記から見える子どもの困難[林明子]
書評・図書紹介
書評
岩田正美著『私たちの社会福祉は可能か――社会福祉をイチから考え直してみる』[平岡公一]
大沢真理著『生活保障システムの転換――〈逆機能〉を超える』[山田篤裕]
図書紹介
和田靜香著『中高年シングル女性――ひとりで暮らすわたしたちのこと』[岩永理恵]
鳫咲子著『給食無償化――子どもの食格差とセーフティーネットの



