内容説明
地域としての一体感を保持してきた500年を俯瞰する。コロンブスの航海でヨーロッパ、その後世界とつながったラテンアメリカ・カリブ海地域はどのような軌跡を辿って今のかたちになったのか。先行研究を踏まえ、長年の外交官としてのリアルな経験をもとに語りながら、トランプ政権の西半球重視の政策の背景を解き明かす。
目次
序章 新旧の世界が出会った大航海時代
第1章 スペインの植民地時代が遺したもの
第2章 多様性に富むラテンアメリカの世界
第3章 啓蒙思想を灯火に独立
第4章 世界から見た19世紀の地域情勢
第5章 南米のポピュリズムとメキシコ革命
第6章 米帝国主義とカリブ海の国々
第7章 冷戦が始まる米州とキューバ革命
第8章 権威主義体制と民政化
第9章 中米紛争、対外債務危機、メキシコの民主化
第10章 ポスト冷戦期のラテンアメリカ
著者等紹介
渡邉利夫[ワタナベトシオ]
ラテンアメリカ・カリブ研究所上級研究員。1970年外務省入省、2年間研修したスペインを皮切りに米国、ブラジルなどのラテンアメリカ各国で勤務後、2010年から12年まで在ボリビア日本国大使。1986年ジョンズ・ホプキンス高等国際問題大学院(SAIS)留学。退官後南山大学などで非常勤講師。現在は先行研究に照らして現地で見聞した知識やラテンアメリカ史を整理して文章にする仕事をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



