出版社内容情報
【食はいかにして“メディア”へと変わるのか 食べて終わりにならない物語経験とは? ナラティヴに着目したフードツーリズム研究の新機軸!】
フードツーリズムにおいて、旅行者はどのように地域と関係を結び、その体験を意味づけていくのか。本書では、食を消費の対象にとどめるのではなく、人と地域をつなぐ「メディア」として位置づけ、旅行者が地域の歴史や文化、人びとの営みに触れることで生まれる「物語経験」に注目する。
本書では、ナラティヴ・アプローチを用い、具体的事例の分析を通して、生産者や地域の担い手など多様なアクターとの相互行為のなかで、旅行者が物語経験を形成していくプロセスを明らかにした。消費経験としてのフードツーリズムを、いかに物語経験へと昇華できるのか。その理論的枠組みとして「フードツーリズムにおける物語経験の展開プロセスモデル」を提示する。
フードツーリズム研究に新たな視点を提示するとともに、研究者のみならず、地域づくりや観光実務に携わる人々にとっても、理論と現場を往還するための知見を提供する一冊となっている。
【著者紹介】
青木 洋高
文教大学国際学部国際観光学科専任講師、博士(観光学)。北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院博士後期課程修了。専門はフードツーリズム、食文化、地域プロモーション。日本フードツーリズム学会事務局長、日本ソーメン学会事務局長、日本マーケティング学会地域活性化マーケティングプロジェクト企画運営メンバー。1980年神奈川県横浜市生まれ。2002年株式会社ジェイティービー入社、出版事業局(2004年からJTBパブリッシング)にて『JTB時刻表』・旅行情報誌『るるぶ』シリーズの編集・広告業務、自治体プロモーション、ブランド化支援、ご当地グルメ開発などに従事。新規事業として飲食店舗「るるぶキッチン」を立ち上げ、食マーケティング事業の責任者などを歴任。2024年から現職。日本マーケティング学会ワーキングペーパー2025トップダウンロード賞受賞。趣味は飲酒、好きな食べ物は麺類全般。
内容説明
〈食〉はいかにして”メディア”へと変わるのか。食べて終わりにならない物語経験とは?ナラティヴに着目したフードツーリズム研究の新機軸!
目次
第1章 〈旅〉と〈食〉のかかわり
第2章 既往研究の整理と本書の位置づけ
第3章 物語経験の展開プロセス
第4章 ケース・スタディ1 海女小屋〈はちまんかまど〉
第5章 ケース・スタディ2 〈ビールスタンド重富〉
第6章 ケース・スタディ3 ゲストハウス〈暮らしの宿 福のや、〉・〈大野岳の麓 茶や、〉
第7章 総合考察
第8章 結論
著者等紹介
青木洋高[アオキヨウコウ]
文教大学国際学部国際観光学科専任講師、博士(観光学)。北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院博士後期課程修了。専門はフードツーリズム、食文化、地域プロモーション。日本フードツーリズム学会事務局長、日本ソーメン学会事務局長、日本マーケティング学会地域活性化マーケティングプロジェクト企画運営メンバー。1980年神奈川県横浜市生まれ。2002年株式会社ジェイティービー入社、出版事業局(2004年からJTBパブリッシング)にて『JTB時刻表』・旅行情報誌『るるぶ』シリーズの編集・広告業務、自治体プロモーション、ブランド化支援、ご当地グルメ開発などに従事。新規事業として飲食店舗「るるぶキッチン」を立ち上げ、食マーケティング事業の責任者などを歴任。2024年から現職。日本マーケティング学会ワーキングペーパー2025トップダウンロード賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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