目次
1 内戦のリアリティ
2 多彩な地形とまち
3 歴史と誇り
4 社会構造
5 生活を取り囲むもの
6 産業となりわい
7 近代化と政治
8 内戦の舞台裏
9 イエメンと日本
著者等紹介
佐藤寛[サトウカン]
開発社会学舎・主宰。開発援助研究、イエメン地域研究。1981年アジア経済研究所入所。同研究所よりサナア大学イエメン調査研究センターに二度派遣(1985‐87年/1997‐99年)、在イエメン日本国大使館初代専門調査員(1987‐88年)。1990年「花と緑の国際博覧会(花博)」、2005年「愛・地球博」では、イエメン館の出展支援を行う。日本イエメン友好協会の設立メンバーでもある
馬場多聞[ババタモン]
立命館大学文学部教授。中世イエメン史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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土偶
2
訪れることがままならぬ国の基本情報から応用編。 気になるトピックが2つ。 ユダヤ人コミュニティがなくなりかけていることの要因にイスラエルへの大量移民があり、そういやイスラエルの歌手オフラ・ハザはイエメン系だと聞いたことがあった。当時はエスニック音楽にまとめられてたが、消えゆくイエメン系ユダヤ伝統文化の担い手だったんだ。 嗜好品カートに対する考え方が真逆なコラム(カート経済を擁護する文化人類学者とカート栽培の水資源管理に問題定義する水管理専門家)が両方あったのは編集の意向として中立を守っているのに感心した。2025/11/24
co1024
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戦争が始まり10年以上経過し、訪問することがかなり困難になったイエメン。滞在経験やイエメンを専門としている日本人による貴重なイエメンを知るための本。2025/09/27




