内容説明
「令和型」子ども会論。過度の保護者負担と少子化で加速する子ども会離れは止まるか?子ども会の運営と活動のあり方に問題意識をもち、長年の慣例を大胆に見直すために―気鋭の地方自治研究者が「地域への最初の入り口」を学術的に分析。子ども会関係者必読!
目次
第1部 子ども会を考える前提(いま、子ども会を考える;分析の枠組み)
第2部 地域の挑戦(子ども会の実態;子ども会とワークショップ;子ども会とリスケーリング)
第3部 行政の支援(行政による子ども会支援事業の廃止;子ども会育成会の連絡・連合組織の改革;子ども会支援事業の再直営化)
第4部 子ども会のこれから(子ども会の展望)
著者等紹介
三浦哲司[ミウラサトシ]
名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授。1983年生まれ。北海道夕張市出身。同志社大学法学部政治学科を卒業後、同志社大学大学院総合政策科学研究科で自治体内分権と自治体コミュニティ政策を研究し、博士号を取得(政策科学)。専門は地方自治論、行政学。大阪公共サービス政策センター研究員、龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)博士研究員、同志社大学高等研究教育機構助手を経て、2014年4月より現職。2018年5月からは名古屋市立大学都市政策研究センター研究コーディネーター、2020年4月からは名古屋市立大学社会連携センター副センター長を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。