出版社内容情報
教員・図書館職員・相談員など、日本の市区町村の非正規公務員割合が4割を超え、ワーキングプア化する中、この問題の第一人者である著者が、所属大学のゼミ生とともに現場取材を重ね、問題の解決に向けて考える。第一線のジャーナリストによる寄稿も収載。
目次
第1章 児童相談所―児童虐待に挑む現場第一線は非正規公務員(守田優也)
第2章 教員の質が担保されない教育現場(櫻井晴菜)
第3章 公共図書館の非正規公務員(佐藤千花)
第4章 女性を支える女性の非正規公務員―女性相談支援員、男女共同参画センターコーディネーター(上林陽治)
第5章 ハローワーク相談員 声をあげる非正規公務員当事者たち―雇止めされる恐怖に抗して(秋田谷和哉)
第6章 ある相談支援員の自死から考える(山田優月)
著者等紹介
上林陽治[カンバヤシヨウジ]
立教大学コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科特任教授。専門は公共政策学、(公務)労働社会学、社会政策学
藤田和恵[フジタカズエ]
ジャーナリスト。労働や貧困、福祉問題を中心に取材
畑間香織[ハタマカオリ]
東京新聞(中日新聞東京本社)経済部記者。2011年入社。岐阜県多治見支局や三重総局、千葉支局、東京本社読者部を経て現職。2021年から雇用・労働問題を取材する
竹次稔[タケツグミノル]
西日本新聞デスク兼記者。労働、エネルギー問題などに携わり、2014年に「非正規公務員問題」報道で貧困ジャーナリズム賞、2021年に「愛知県知事リコール署名偽造事件」報道で中日新聞社と新聞協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぐみ
Go Extreme
takao