目次
序章 地域福祉の視点からみる中国の現状
第1部 福祉コミュニティのかたちとロジック・モデル(福祉コミュニティ形成の必要性とそのかたち―私たちが描く将来の地域社会はどんな世界か?;福祉コミュニティに必要なガバナンスと住民参加―誰と一緒に協働し、モチベーションを如何に高めるか?;福祉コミュニティのロジック・モデル―何を目指してどう行動するか、その方法を問う)
第2部 中国における福祉コミュニティ形成の可能性 日本との比較を通じて(中国の社区政策の変遷と北京市社区の養老サービス―変化する地域社会と住民の位置づけ;中国北京市社区における高齢者ケアの事例分析―進むITと変わらぬ上意下達の管理方式;日本の地域福祉の取り組みからみる特徴や課題―整備される体制とマンネリ化する住民参加;中国の福祉コミュニティ形成の可能性と日本からの示唆―萌芽を育てるために必要なプラットフォームづくり)
終章 中国の福祉コミュニティ形成の実現にむけて―求められる管理方式の転換とボトムアップ体制
著者等紹介
内山智尋[ウチヤマチヒロ]
同志社大学社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。専門は地域福祉、国際協力、中国社会福祉など。これまでJICA(国際協力機構)やNGOで長年にわたり中国でさまざまなプロジェクトに関わる。日本福祉大学非常勤講師、名古屋市役所コミュニティサポーターを経て、2022年1月より静岡大学未来社会デザイン機構講師、東部サテライト専任。社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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