内容説明
本書は、OECD加盟国及び主要な経済新興国の人々の健康と医療制度の運用能力の主な指標を比較している。これらには、健康状態、健康のリスク要因、医療へのアクセスとその質、医療制度の資源が含まれる。分析は、各国の公式統計から得られた最新の比較可能なデータに基づいて行っている。指標別の分析に加えて、概要の章では、各国の運用能力の比較と主な傾向を要約している。2023年版はデジタルヘルスに特に焦点を当てており、OECD加盟国の医療制度のデジタル対応度を測定し、各国が保健医療のデジタルトランスフォーメーションを加速するために何をする必要があるかについて概説している。
目次
第1章 指標の概要:各国のダッシュボードと主な傾向
第2章 図表でみるデジタルヘルス
第3章 健康状態
第4章 健康の危険因子
第5章 医療へのアクセス
第6章 医療の質とアウトカム
第7章 保健医療支出
第8章 保健医療労働力
第9章 医薬品部門
第10章 高齢化と介護
著者等紹介
村澤秀樹[ムラサワヒデキ]
東北医科薬科大学医学部医療管理学教室講師、盛岡大学栄養科学部非常勤講師(公衆衛生学)。新潟県長岡市出身。日本大学農獣医学部(現生物資源科学部)卒業、東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了。元厚生労働事務官。人事院行政官国内研究員として、筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程を修了。博士(学術)。専門は医療管理学、公衆衛生学、医療経済評価学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。