目次
第1部 高校・大学入試における特別定員枠の意義と課題(「外国人の子どもが社会で自立していくため」の高校での「適切な教育」の在り方;大阪における特別定員枠について;神奈川の特別枠「在県外国人等特別募集」―継続調査を踏まえた行政とNPOの協働による拡充のプロセス ほか)
第2部 学校―公立夜間中学、高等学校定時制・通信制課程(外国人生徒が学ぶ学校―公立夜間中学と定時制高校を中心に;東京における定時制高校―多文化共生とインクルーシブな学校へ;北関東(栃木・茨城・群馬県)における定時制課程 ほか)
第3部 学校以外の多様な学びの場(外国人学習者の学びの場としての自主夜間中学;「多文化共生センター東京」の活動;移民子弟の多様な学びの場―言語教育と制度的生活文化としてのAMAUTA ほか)
著者等紹介
駒井洋[コマイヒロシ]
筑波大学名誉教授。移民政策学会元会長。東京大学大学院社会研究科博士課程修了。博士(社会学
田巻松雄[タマキマツオ]
宇都宮大学名誉教授。「とちぎに夜間中学校をつくり育てる会」代表。2010年度から2021年度まで、宇都宮大学HANDS事業代表者として、外国人児童生徒教育支援活動に従事。現在は主に夜間中学など多様な学び(場)に関する研究と活動を進めている
吉富志津代[ヨシトミシズヨ]
武庫川女子大学心理・社会福祉学部教授/国際センター長。南米の領事館秘書を経て、1995年の阪神・淡路大震災後は、外国人救援ネットやコミュニティ放送局FMわぃわぃの設立に参加し、多言語環境の促進、外国ルーツの子どもの教育、外国人自助組織の自立などの活動に従事。2011年より、大阪大学大学院、名古屋外国語大学などの教員を経て現職。その他、NPO法人たかとりコミュニティセンター常務理事、兵庫県長期ビジョン審議会委員、兵庫県人権啓発協会人権問題研究アドバイザー、FMわぃわぃ代表理事(2016.3まで)など。NPO法人多言語センターFACIL理事長(2023年6月まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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