目次
第1部 揺籃期のハプスブルク家、貧乏伯爵から神聖ローマ皇帝即位まで
第2部 スペイン・ハプスブルク家の生成とその終焉
第3部 カトリックとプロテスタントの熾烈な対立
第4部 16~17世紀のオーストリア・ハプスブルク家
第5部 18世紀のオーストリア・ハプスブルク家
第6部 19世紀のオーストリア・ハプスブルク家
第7部 20世紀のオーストリア・ハプスブルク家
著者等紹介
川成洋[カワナリヨウ]
法政大学名誉教授、一橋大学社会学博士、アジア・ユーラシア総合研究所評議員、武道家、書評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
左近
2
学生時代、ハプスブルク家をテーマとした講談社現代新書を読んだ。非常にわかりやすく、おおよそは理解したような気になっていたが、本書を手に取って、毎度お馴染みの「研究は日進月歩」「自分の知識はごく一部」を思い知らされる。第一次世界大戦のきっかけとなったサライェヴォ事件で暗殺されたのは、皇太子ではなく皇位継承者(皇帝の息子ではなく甥)。はい、私も勘違いしてました。そして、帝国解体後も子孫が最近まで重要な活動をしていたとは!勉強になりました。個人的には、地方豪族だったと思われる「前史」についても知りたかった。2024/07/17
-
- 和書
- 観音経入門 大蔵新書