目次
第1部 日本でムスリマ/ムスリムとして生きる(ムスリム理解を考える―ムスリム“も”食べられるインクルーシブ給食と日本人ムスリムのヒジャーブの事例から;「ムスリムであること」とどう向き合うか―第二世代の語りから;若いムスリム女性のアイデンティティ形成―日本とパキスタンにルーツをもつ女性たちの事例から;日本でムスリムとして子どもを育てる;ヴェールの可視性から考える在日外国人ムスリム女性の葛藤)
第2部 歴史と社会制度(見えにくいものを見るということ―日本のイスラーム社会の概要と実態把握上の課題;日本の入国管理制度とグローバリゼーション―とくにムスリムの定住の観点から;在日ムスリム定住化までの様相―イラン人とトルコ人を比較して;インドネシア人女性の生きる闘い―エンターテイナーたちのライフヒストリー;「日本を懐かしむトルコ人」との邂逅―日本人特派員が描いたイスタンブルのタタール移民)
第3部 受け入れと共生(保健医療分野におけるムスリム対応とモスクによる取り組み;ヨーロッパの「移民問題」から何を学ぶか;日本とカナダの難民認定―アフマディーヤ・ムスリムのある一家を事例として)
著者等紹介
長沢栄治[ナガサワエイジ]
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所フェロー、東京大学名誉教授。専攻:中東地域研究、近代エジプト社会経済史
嶺崎寛子[ミネサキヒロコ]
成蹊大学文学部准教授。専攻:文化人類学、ジェンダー学、宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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