目次
第1部 近代化とイスラーム諸国におけるフェミニズム運動(イスラームの興りと女性をめぐるイスラーム法の展開;エジプト女性運動の「長い20世紀」―連帯までの道のり;チュニジアの女性運動―国家フェミニズムから市民フェミニズムへ;トルコにおける女性運動とイスラーム;革命後イランの女性運動―女性活動家の言説;湾岸諸国の女性運動―社会運動の不在あるいは団結できない事情)
第2部 越境する社会運動とジェンダー(女性をめぐる問題へのトルコの市民社会における取り組み;戦略としてのトランスナショナリズムとジェンダー―ヨーロッパとトルコにおけるアレヴィーの事例から;アメリカにおける若者世代のコミュニティ形成と社会運動;国際移動を生きる女性たち―越境するアフマディーヤの宗教運動;インドネシアのムスリマ活動家たちの結集―世界的に稀な女性ウラマー会議開催;イスラエル人女性による平和運動―パレスチナと世界との連携を求めて;ゲイ・フレンドリーなイスラエル―トランスナショナルな運動と政治)
著者等紹介
長沢栄治[ナガサワエイジ]
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所フェロー、東京大学名誉教授。専攻:中東地域研究、近代エジプト社会経済史
鷹木恵子[タカキケイコ]
桜美林大学リベラルアーツ学群教授、図書館長。専攻:文化人類学、マグリブ地域研究(主にチュニジア)、社会開発研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。