日本語学習は本当に必要か―多様な現場の葛藤とことばの教育

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日本語学習は本当に必要か―多様な現場の葛藤とことばの教育

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750357133
  • NDC分類 810.7
  • Cコード C0037

目次

第1章 日本語学習は本当に必要か―多様な現場の葛藤とことばの教育
第2章 英語学位生にとっての「日本語」というグレーゾーン―学生たちの4年間の葛藤と変容
第3章 エリート教育の葛藤―日英ハイブリッドプログラムの抱える課題をどう乗り越えるか
第4章 理系英語学位留学生の就職活動の葛藤
第5章 就労の日本語教育は本当に必要なのか―いわゆる「業務」と日本語の関係について考える
第6章 就労現場で学ぶべきは「介護の日本語」なのか―技能実習生にとってのことばと学習
第7章 多文化共生社会にとって地域の日本語は本当に必要か
第8章 「夜間中学=日本語学校化」は本当か―夜間中学という場での学びを探る
第9章 いったい何のために日本語を教えるのか―アメリカの大学教員による変容的学習の模索
第10章 継承語学習をやめることは、挫折なのか
第11章 「やさしい日本語より英語でしょ?」―日本の大学生に「やさしい日本語」を通じて伝えたいこと
第12章 テクノロジーは日本語学習をなくすのか

著者等紹介

村田晶子[ムラタアキコ]
コロンビア大学教育大学院博士課程修了(教育人類学博士)。現在、法政大学グローバル教育センター教授。専門は、教育人類学、言語文化教育、フィールドワーク教育

神吉宇一[カミヨシウイチ]
大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。海外産業人材育成協会(AOTS)、長崎外国語大学を経て、武蔵野大学グローバル学部教授。専門は、日本語教育学、言語教育政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobu A

9
久々の日本語教育学学術書。教師の学生に対する思慮や葛藤は理解出来るが、一方で英語学位プログラム自体に無理がある。例えばフランスで同じプログラムに入学したらどうなる。地域に溶け込めるように後から仏語を話せるようになりたいと思っても簡単に習得出来ないし、大学にどれだけの支援があるのだろうか。そのような意味で吉開論考が一番興味深い。外国人に「やさしい日本語」を使用するのは己の母語を見直すことにもなる。国内の英語偏重の言語教育も何の為か。外国語を通して母語も鍛えられる効用がある。国内留学生事情が勉強になった。2024/09/23

Mirisu

1
相当わかりやすく書かれているので、学術書の読み辛さはなく、楽に読める。 多様な現場の具体例が紹介されて、ストーリーを読んでいるような臨場感(?)が感じられる。 だが事例として紹介される人数は少ないので、この本の知見に含まれていない人もいるかもしれない、まだ発見されてない課題もあるではないかと、読み続きたい気持ちも湧き出した。2024/07/05

えいこさん

1
日本語教育現場に関わる人の葛藤がとても興味深い。これからの言語学習のあり方を考えるきっかけを提供してくれる貴重な論考集。2024/06/09

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