マチズモの人類史―家父長制から「新しい男性性」へ

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マチズモの人類史―家父長制から「新しい男性性」へ

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750357102
  • NDC分類 367
  • Cコード C0036

内容説明

男らしさとはつねに、歴史の産物にすぎない。革新的な歴史叙述で知られるフランスの歴史学者が旧石器時代からの歴史をたどりつつ、男性性がいかに構築されてきたかを時代ごとに検証。時代遅れの家父長制に訣別し、あらゆる人びとの自由と平等を説く変革の書。

目次

1 男性による支配(家父長制のグローバル化;ジェンダーロール;支配する男性性)
2 権利の革命(最初の女性解放の時代;フェミニズムの獲得;女性の解放とは?;フェミニストの男たち;国家のフェミニズム)
3 男性の挫折(疎外される男性;男性の病理学;男らしさの衰退)
4 ジェンダーの正義(支配しない男性性;敬意を払う男性性;平等を重んじる男性性;家父長制を変調させる)

著者等紹介

ジャブロンカ,イヴァン[ジャブロンカ,イヴァン] [Jablonka,Ivan]
フランスの歴史学者(ソルボンヌ・パリ・ノール大学)、作家。アラン・コルバンに学び、フランス革命後の孤児の実態や家族の病理の解明に取り組んできた。知識人向けのオンライン媒体「La Vie des Id´ees」の編集長もつとめる。著書に『私にはいなかった祖父母の歴史』(田所光男訳、名古屋大学出版会、2017年。アカデミー・フランセーズ・ギゾー賞、歴史書元老院賞、オーギュスタン・ティエリ賞受賞)、『歴史家と少女殺人事件―レティシアの物語』(真野倫平訳、名古屋大学出版会、2020年。メディシス賞、ル・モンド文学賞受賞)などがある

村上良太[ムラカミリョウタ]
映画の助監督を経て、TVドキュメンタリー番組のディレクターをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムチコ

5
「今、文化的な面に関してそれぞれの属性への固定化が進みつつあり、男性がフェミニズムについて語ったり、白人が奴隷制について言及したりすることが禁じられている。これは恐るべき後退である。自分が被ることがなかった抑圧に関しては理解できないであろうとの理由から、一人ひとりに自分の属性から出ないように強制するわけである。(略)しかし、私は男性として、フェミニズムについても、ジェンダーについても話す権利を要求する。」(p.426)2025/03/05

Go Extreme

2
https://claude.ai/public/artifacts/3c659dda-415c-416a-adf2-f9af25caee08 2025/07/02

masoho

1
マチズモの何たるか、の本だと思って読んだら、フェミニズムの歴史の本だった。女性の解放というより、家父長制度下で成功した男性のみが利を得る体制以外を構築できればいいのだろうけど、基準に縛られたほうが生きやすい人たちにとっては、他人を下げないと何が成功しているのかわからなくなるんだろうな、とも思う。最近の生物学的な性別をカオスにしようとする動きはこういったフェミニズムの解釈から来ているんだろうか。2024/07/14

ちり

0
“単純なパリテの民主主義よりも家父長制への解毒剤であるジェンダーの正義は、性別がいかなる社会的不平等とも相関しないシステムを特徴とする。”2024/05/07

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