出版社内容情報
子どものニーズに合った資質や養育能力をいかにアセスメントするのか。本書は英国において養親や里親の適性をアセスメントするために用いられている代表的なガイドブックである。適切な養育を考えるうえで、大切な基盤となる指針をもれなく網羅した実践の書。
目次
アセスメントの原則
第1章 アタッチメントと喪失
第2章 動機づけと期待
第3章 アイデンティティと多様性
第4章 レジリエンスを備えて生きる
第5章 養育能力
第6章 多様な申請者のアセスメント
第7章 養子縁組家庭・里親家庭の子どものアセスメント
第8章 実親家族との交流
付録
著者等紹介
ビーズリー,パット[ビーズリー,パット] [Beesley,Pat]
長年にわたりBAAF(英国養子縁組里親養育協会)の北東イングランドチームで、コンサルタントと指導者の任務に従事。職歴としては、病院内と小児精神保健チームでの包括的なソーシャルワークとともに、里親養育や養子縁組に携わるソーシャルワーカーおよび管理職として豊富な業務経験を持つ。養親・里親への準備研修、評価、支援、これらの分野のトレーニング指導など、幅広い実績に基づき、アセスメントの分野を専門とする
引土達雄[ヒキツチタツオ]
国立成育医療研究センターこころの診療部心理療法士、早稲田大学社会的養育研究所招聘研究員。専門分野:臨床心理学、小児医療心理学、里親支援、子どもへの心理療法
三輪清子[ミワキヨコ]
明治学院大学社会学部准教授。専門分野:児童福祉、社会的養護、里親
山口敬子[ヤマグチケイコ]
京都府立大学公共政策学部准教授、早稲田大学社会的養育研究所招聘研究員。専門分野:子ども家庭福祉・里親制度
御園生直美[ミソノオナオミ]
白百合女子大学専任講師、早稲田大学社会的養育研究所研究院客員講師。NPO法人里親子支援のアン基金プロジェクト理事。専門分野:発達心理学、アタッチメント、里親への心理的支援、乳幼児の里親養育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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