出版社内容情報
本書では、ユーラシア大陸に広がるモンゴル族を例に、多民族がせめぎ合う状況における言語や教育に関する様々な葛藤を浮き彫りにする。日本や中国、ロシアといった近隣諸国における諸民族とのかかわりや、各国の政策的実践の実態を交えながら詳細に考察する。
目次
序論 教育人類学にみるユーラシアの課題
第1章 ユーラシアにみる文字世界の葛藤―モンゴル諸族の文字使用をめぐって
第2章 ユーラシアにみる「母語教育」の葛藤―資産としての母語、その継承の実態
第3章 多言語化する日本における言語的葛藤―外国人児童の日本語学習指導に関する事例から
第4章 多民族国家中国の少数民族教育の葛藤―牧畜地域における民族学校の事例から
第5章 文化継承者たる牧童たちの心の葛藤―激動の時代を試練に育つ子どもたちの肖像
第6章 言語と文字使用にみる社会的葛藤―生活、社会、法律の狭間をさすらう言語
終章 マイノリティ言語と社会をめぐる精神の葛藤
資料編
著者等紹介
ボルジギン・ムンクバト[ボルジギンムンクバト] [Monkbat N.Borjigin]
1978年中国内モンゴル自治区シリンゴル盟生まれ。2002年に来日し、2008年に宮城教育大学教員養成課程を卒業。2015年に千葉大学大学院博士後期課程修了(文学博士)。2017年から千葉市公立小学校に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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