目次
序章 「ふつう」をキーワードにする理由
第1章 児童養護施設・鹿深の家のこと
第2章 「うちの子」のことを担当ケアワーカーが語ります(とらわれすぎず、ありのままで;私の感覚を私が信じる ほか)
第3章 日々の暮らしを支えています―「周りの人たち」の眼差し(子どもたちと生活する中で大切にしていること―施設内スーパーバイズの重要性;子どものために親にアプローチする―施設職員にできること ほか)
第4章 鹿深の家の子育てを外から眺める(退園生・健さんとのお話 今だから話せる施設の暮らし;退園生・蘭さんとのお話 当時の思い ほか)
著者等紹介
綱島庸祐[ツナシマヨウスケ]
1980年、京都府生まれ。2006年に鳴門教育大学学校教育研究科修士課程修了。適応指導教室、児童相談所での勤務を経て、2009年に児童養護施設鹿深の家に入職。2013年からは滋賀県スクールカウンセラーも兼務。臨床心理士、公認心理師
川畑隆[カワバタタカシ]
1954年に鹿児島市で生まれ、北九州市小倉区(当時)で育つ。同志社大学で心理学を学び、京都府の児童相談所に28年間勤務した後、京都先端科学大学(旧京都学園大学)で14年間、京都橘大学で2年間、心理学科の教員をつとめて退職。有志による「そだちと臨床研究会」所属。専門は児童福祉や教育分野等における対人援助。子ども家庭支援のいくつかの現場、学校関係などでの事例検討会や研修会にかかわっている。臨床心理士
春田真樹[ハルタマサキ]
1972年、岡山県生まれ。龍谷大学で児童福祉を学び、卒業後、1996年に児童養護施設鹿深の家へ入職。複雑な背景を持つ子どもやその家族への相談・支援を、行政機関・学校・地域関係者等と連携しながら実施してきた。2018年より施設長。その他にも現在、全国児童養護施設協議会協議員および「養育に関する特別委員会」副委員長、特定非営利活動法人NPO STARS副事務局長、滋賀県児童福祉施設協議会理事、甲賀市地域福祉計画審議会委員等をつとめている。社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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