世界人権問題叢書<br> 韓国・基地村の米軍「慰安婦」―国家暴力を問う女性の声

個数:

世界人権問題叢書
韓国・基地村の米軍「慰安婦」―国家暴力を問う女性の声

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月12日 09時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 392p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750355573
  • NDC分類 369.37
  • Cコード C0336

内容説明

日本軍「慰安婦」制度から連続する国家暴力の実像。

目次

はじめに「私が先頭に立つよ」
幼い頃「なぜ母さんを殴るの!」
母さんに会いに行く道「お父さんが私を犯そうとしたから」
人身売買「言わば、私たちは奴隷だったのさ」
ヨンジュコル、広灘基地村「この小部屋に閉じ込められ殴られて」
文山基地村「空を屋根にして」
二度目のヨンジュコル基地村とテチュポル「セコナールを飲んで動脈を切ってから」
東豆川の香港ビレッジ基地村「お母さんが死んでから子どももその場所で」
米軍慰安婦に対する米韓両国政府の体系的管理
平沢の安亭里基地村「自分の体なのに自分勝手にできない世の中」〔ほか〕

著者等紹介

金貞子[キムチョンジャ]
私は基地村女性である。ソウルで生まれ、一六歳のときに基地村に人身売買され、その一生を基地村から逃がれることができなかった。基地村で付けられた名前で今まで生きてきたが、証言だけは両親に付けてもらった名前を使いたかった。そうすることによって、ようやく自分の名前を取り戻すことができた。私は金貞子だ。自分のために、私の同僚のために、そして私のような苦痛を経験しているかもしれない名も知らない誰かのために基地村女性運動をしているセウムトの活動家である

金賢善[キムヒョンソン]
ソウルで生まれ、梨花女子大学数学科と聖公会大学市民社会福祉大学院を卒業した。二一歳のときに基地村女性たちに初めて出逢い、約二〇年間その女性たちと基地村で共に過ごしてきた。最初は基地村女性たちを助けるために始めたが、一緒に暮らしてみると自分を助ける道であったということに気づいた。今も続く基地村女性たちの苦痛を目撃するたびに、このようなことが誰によって、なぜ起きているのかを明らかにしたいという思いが一層切実になった。私たちだけの力だけでは難しいかもしれないが、基地村女性たちの生涯を必ず歴史に残し、これから誰かがこの問題を解決することができるようにすることが私の夢である

秦花秀[ジンファス]
文教大学教員。早稲田大学国際関係学(博士)。専門はジェンダー研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品