目次
第1部 女性教員が見る社会と教育の現状と課題(なぜ日本はジェンダーギャップが大きいのか―ジェンダーギャップ指数から見る世界の政治と経済;小学校社会科でジェンダーレス思考を育むにはどうすればいいか;教員を目指している大学生はどの程度、性について知っているのか;検定道徳教科書においてジェンダーバイアスは解消されたのか;なぜ社会科免許が取得できる学部に女子学生が少ないのか ほか)
第2部 中・高の女性教員がつくる新しい社会科授業(男子生徒は「アテネの家族」から何を学んだのか―ジェンダーの視点から見る世界史授業;若い女性に期待された戦争での役割とは何か―「慰問文」を教材に;なぜ指導的地位の女性は増えないのか―女性の選択肢とジェンダー規範について考える授業;なぜ根強いジェンダー格差があるのか―認知バイアスの視点で考える;中学生は子どもの貧困をどのように考えるか―ジェンダーとケア責任の視点を加えて)
著者等紹介
國分麻里[コクブマリ]
専門は社会科教育学・歴史教育・朝鮮教育史・ジェンダー。博士(教育学)。2008年筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科学校教育学専攻修了。2010年より筑波大学教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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