目次
第1部 未来を拓く子どもアドボカシー(システミックアドボカシーで社会を変える;ユースのセルフアドボカシーを支える法的枠組み)
第2部 コミュニティディベロップメントアドボカシーへの模索(高校生トロント交流会―カナダ・オンタリオ州議事堂での模擬公聴会;全国インケアユースの集いへの発展―日本での模擬公聴会(意見交換会)
当事者グループHope & Home(H & H)―鳥取県社会的養護意思決定者へのユース主導公聴会
コミュニティディベロップメントアドバイザー(CDA)の役割と条件)
第3部 人間発達の原理をもつアドボカシー(オンタリオ州子どもとユースアドボカシー事務所が追求したアドボカシーの実践原理;当事者であるユースがセルフアドボカシー活動をするために欠かせないもの)
著者等紹介
畑千鶴乃[ハタチズノ]
鳥取大学地域学部准教授。カナダ・オンタリオ州に学んで、日本における子どもアドボカシーシステムをつくる実践研究を行っている。そのひとつとして、鳥取養育研究所を運営し、子どもアドボカシーを学ぶ国際交流プログラム開発をメンバーで模索している
菊池幸工[キクチコウコウ]
早稲田大学社会科学部卒。カナダ・トロント大学大学院修士号取得。ビジネスコンサルタント。日本の児童福祉関係者の研修・研究コーディネーター及び通訳。カナダと日本の社会的養護の子どもの国際交流コーディネーター。日本で「子どもの権利擁護」に関して、ワークショップや講演を行っている。全国子どもアドボカシー協議会アドバイザー
藤野謙一[フジノケンイチ]
社会福祉事業家の家系のため社会福祉法人鳥取こども学園内で高校卒業まで生活。設計・開発エンジニアとして民間企業を経て、1998年に社会福祉法人鳥取こども学園に入職。児童養護施設鳥取こども学園長、鳥取養育研究所事務局長、NPO法人全国子どもアドボカシー協議会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。