目次
1 現代アメリカの宗教模様
2 アメリカ史のなかの宗教
3 宗教大国アメリカの諸相
4 「戦争と平和」をめぐる宗教
5 性的マイノリティと宗教
6 生と死をめぐる宗教
7 日常生活にかかわる宗教
著者等紹介
上坂昇[コウサカノボル] 
1942年、東京生まれ。東京外国語大学卒業後、時事通信社、小学館、在日アメリカ大使館を経て、桜美林大学教授(アメリカ研究)。2013年から同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なおた
2
          
            第8章の「西洋先進国で最も宗教的な国」という箇所が興味を惹いた。「生活で宗教は重要」とする人は途上国なみの高さ...だという。「世界114ヵ国での宗教性に関するギャラップ調査(2010年)によると、日常生活のなかで宗教性が重要と考える人が90%もいるのは発展途上国では珍しくないが、欧米諸国ではイタリアとアメリカが断然多い(イタリア72%、アメリカ65%)。」(49頁)ちなみに日本は24%、英米仏で「宗教が極めて重要」とする人は10%でしかない。米国理解に「宗教」は重要なファクターだと理解できる1冊。2023/04/29
          
        takao
2
          
            ふむ2023/03/24
          
        たろーたん
1
          
            宗教大国アメリカ。2021年公共宗教調査研究所(PRRI)によると、プロテスタント44%、カトリック23.5%と約7割がキリスト教徒だ。プロテスタント教会は三大分類すると、保守傾向の強い福音派教会(人口比25%)、一般的にリベラル派が多い主流・メインライン教会(15%)、一般的にはリベラルだが道徳面では保守傾向がある黒人教会(7%)に分けられる。ちなみに、最も好きな本が一位『聖書』、二位『風と共に去りぬ』、三位『ハリー・ポッター』で、3人に1人が週に一度は聖書を読み、たまに読むという人は45%にも上る。続2023/11/13
          
        muny
0
          
            さきに読了した反知性主義と重なる部分が多かった。中絶自殺、セントローレンス、サンカタリナの殉教。2024/02/13
          
        

              
              
              

