目次
1 現代アメリカの宗教模様
2 アメリカ史のなかの宗教
3 宗教大国アメリカの諸相
4 「戦争と平和」をめぐる宗教
5 性的マイノリティと宗教
6 生と死をめぐる宗教
7 日常生活にかかわる宗教
著者等紹介
上坂昇[コウサカノボル]
1942年、東京生まれ。東京外国語大学卒業後、時事通信社、小学館、在日アメリカ大使館を経て、桜美林大学教授(アメリカ研究)。2013年から同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ブルーツ・リー
4
アメリカと言えば科学大国で、かつ、合理主義が~とか、理性が~、というイメージが強かったから、大陸に比べて、宗教の影響は弱いものだとばかり、勝手に思っていたのだが、この本によれば、むしろ神の存在を信じる人は欧州よりもずっと高く、宗教色が強い国である事が分かった。 科学が、というのと矛盾しないのかとも思うが、どうも合理主義を掲げているのは一部エリートで、大学進学率も低いアメリカに置いては、多くの人はむしろキリスト教秩序の影響が強い状態に置かれている模様。 そのふたつの対比が、現代アメリカの分断を生んでいるか。2023/05/27
takao
2
ふむ2023/03/24
たろーたん
1
宗教大国アメリカ。2021年公共宗教調査研究所(PRRI)によると、プロテスタント44%、カトリック23.5%と約7割がキリスト教徒だ。プロテスタント教会は三大分類すると、保守傾向の強い福音派教会(人口比25%)、一般的にリベラル派が多い主流・メインライン教会(15%)、一般的にはリベラルだが道徳面では保守傾向がある黒人教会(7%)に分けられる。ちなみに、最も好きな本が一位『聖書』、二位『風と共に去りぬ』、三位『ハリー・ポッター』で、3人に1人が週に一度は聖書を読み、たまに読むという人は45%にも上る。続2023/11/13
muny
0
さきに読了した反知性主義と重なる部分が多かった。中絶自殺、セントローレンス、サンカタリナの殉教。2024/02/13
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