出版社内容情報
佐藤 史郎[サトウ シロウ]
著・文・その他
内容説明
核兵器の使用を思い止まらせるものは何か。被爆者の語りが国際政治に与える影響とは。核による威嚇が繰り返されるいま、「現実」を問う。
目次
第1部 核兵器の使用をめぐる政治と倫理(国際政治と倫理;正戦論・義務論・帰結主義)
第2部 「語る」被爆者(禁忌論;アポリア論)
第3部 「語る」被爆者と「語らない/語れない」被爆者(多様性;時間性)
著者等紹介
佐藤史郎[サトウシロウ]
1975年大阪府生まれ。東京農業大学生物産業学部教授。立命館大学大学院国際関係研究科博士後期課程修了。博士(国際関係学)。龍谷大学アフラシア平和開発研究センター博士研究員、京都大学東南アジア研究所グローバルCOE特定研究員、大阪国際大学国際教養学部准教授を経て現職。この間、ライデン大学地域研究研究所(LIAS)客員研究員などを歴任。専攻は、国際関係論、安全保障論、平和研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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