目次
第1部 発見以前
第2部 植民地期
第3部 帝政期
第4部 共和制期
第5部 軍事政権期
第6部 新共和制
著者等紹介
伊藤秋仁[イトウアキヒト]
京都外国語大学教授
岸和田仁[キシワダヒトシ]
日本ブラジル中央協会常務理事、隔月刊情報誌『ブラジル特報』編集人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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氷柱
5
857作目。5月8日から。ブラジルの歴史がまるでアメリカの成立とそっくりであるということは想像に難くないが、より血塗られ抑圧されたものであることがわかる一作となっている。これまでどうしてこの国の歴史に注目されてこなかったのかが終盤で述べられる。要するにまともな研究がなされず、歴史を保存するような動きもなかったのである。この一作はかなり深堀してくれているので、もう少しライトな作品に触れてから取り掛かるのもひとつの手かもしれない。それ程に詳しくまとめられた良書となっている。2022/05/15
土偶
2
ブラジルの歴史なんてジョアン5世以外知らない…また隠れキリシタンならぬ隠れユダヤ教徒という人々が存在してるのも、その開拓史と並び興味深い。 フランスとオランダがポルトガルを破れなかったのも初めて知る出来事ばかり。世界史の裾野は広い。 人名がフルネームや通称が混在しているのは慣れないと混乱する。2025/02/01
takao
2
ふむ2022/05/30
Go Extreme
1
発見以前: ブラジル先史時代を巡る考古学論争 先住民族 植民地期: ブラジルの発見 ブラジルの開発 イエズス会と植民地ブラジル 南極フランスと赤道フランス 北東部とサトウキビ農園 アフリカ人奴隷 バンデイラ ゴールドラッシュ ポルトガル王室のブラジル移転 帝政期: イピランガの叫び 奴隷制の廃止 共和制期: コーヒーとカカオ 外国人移民 アマゾ 工業化と国内移民 人種民主主義 軍事政権期: 軍事政権 カーニバルに象徴されるブラジル性 軍政下の文化 新共和制: 環境と開発―環境破壊型から持続可能型開発へ2022/05/31
Witch丁稚
0
主食のマンジョッカを中心に栽培する先住民族の伝統的焼畑は、森林が自然に再生するサイクルを内に組み込む小規模かつ持続可能な農業技術である。そしてこのような暮らしは、アマゾンだけでなくブラジル全域で息づいていた。25p 6種のバイオーム(生物群系)に分類される。南部の温帯湿原パンパである。17世紀末からのミナス「鉱山」、ジェライス「様々な」州におけるゴールドラッシュ、人口流入、それを養うための一大農放牧地隊。92p2025/02/10
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