内容説明
オーストラリア先住民は、有史以前から高度な農耕・養殖・定住の文化を発展させていた。狩猟・漁労・採集の民という先住民族のイメージを大きく転回させるきっかけをつくり、オーストラリア国内で26万部のベストセラーとなった話題の書。
著者等紹介
パスコウ,ブルース[パスコウ,ブルース] [Pascoe,Bruce]
長い間作家をしてきたブルース・パスコウは現在、オーストラリア放送協会(ABC)に2つの映画を手掛け、オーストラリアの小説やアボリジナルに関連するその他多くの書籍を手掛けている。彼はビクトリア州ギプシー岬に住み、ブヌロン集団、タスマニア先住民集団、ユイン集団の系譜を受け継いでいる。『ダーク・エミュー』は2016年にニューサウスウェールズ州知事の文学賞、なかでも本大賞と先住民作家賞の2つの受賞した
友永雄吾[トモナガユウゴ]
総合研究大学院大学地域文化学専攻修了、博士(文学)。国立民族学博物館外来研究員、日本学術振興会特別研究員を経て、龍谷大学国際学部准教授。専門領域は社会・文化人類学、オーストラリア先住民研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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faqa
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豪アボリジニ史の入門に最適。予備知識必要無し。彼らが農業、灌漑などの土木工事、計画的野焼きなど他の大陸でも行われている事を一通りしていたのが知れて良かった。Aboriginal Grain Beltでも図が出てくるように内陸部でも農業が行われていた。ただ著者がアボリジニなので主観に撤し気味な点に長短あり、我々は白人より善良だみたいな気持ちが強い。彼らとて彼ら同士で戦争をしてた事には違いない。訳者の後書きがありがちな不毛な内容反芻でなく著者や豪社会の先住民論を客観メタ視点で説明しているのは気が利いています。2024/11/13




