強制移住と怒りの民族誌―バナバ人の歴史記憶・政治闘争・エスニシティ

個数:

強制移住と怒りの民族誌―バナバ人の歴史記憶・政治闘争・エスニシティ

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年06月05日 03時46分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 420p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750353357
  • NDC分類 316.874
  • Cコード C0036

目次

感情と人類学
第1部 バナバ人の数奇な歴史経験(燐鉱石採掘への抵抗と敗北―近代世界による包摂とバナバ人の認識論;脱植民地化過程におけるバナバ人の生成―太平洋戦争・強制移住・法廷闘争)
第2部 集合的感情と歴史記憶(怒りの集合的表出―強制移住の歴史記憶とエスニシティ;歴史歌劇と共感の効力―自己と他者の接合/分断;二つの故郷の同一化―集合的記憶の操作による先住性の領有)
第3部 ランビ島における日常生活と都市への再移住(キリスト教の集会活動と「ランビ島民化」;都市居住バナバ人の自己認識―認知論的視点からみたエスニシティ;都市の知識人による「純粋なバナバ人」の抽象的構築)
歴史記憶の持続と怒りの衰微

著者等紹介

風間計博[カザマカズヒロ]
1964年生まれ。国立民族学博物館講師(中核的研究機関研究員)、筑波大学講師・助教授・准教授を経て、2012年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

17
太平洋のサンゴ礁の島バナバ島からフィジーへ移住したバナバ人の民族誌。燐鉱石の採掘をめぐる英国植民地政府との対峙、土地の強制収用、太平洋戦争による日本軍の占領、バナバ人の強制退去、ランビ島に移住。その後ランビ島を含むフィジーが独立、バナバ島は独立したキリバス領となる。燐鉱石採掘後のバナバ島は土地が荒廃し、大部分は居住不能となる。本書は、文化人類学に「生きた感情」を色濃く組み入れている点が特徴。様々な形で歴史記憶の継承がなされている。◆一人の日本人として、この歴史的事実に触れられたのは貴重。2023/01/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19352308
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品